大学履修管理アプリ『Orario』、新たなステップへ
大学の授業や成績管理がよりスムーズに行えるアプリ『Orario』が、株式会社ベクトルから2,000万円の資金調達を実施しました。この資金を活用し、関西と関東の大学生に向けたサービスをさらに強化する計画です。
『Orario』の魅力とは?
『Orario』は、大学生が日常的に直面する履修管理の煩わしさを解消するために開発されました。ユーザーは大学のウェブサイトにログインすると、履修情報が自動的に収集され、アプリ内で確認できる仕組みになっています。これにより、授業の出欠管理や成績、さらには休講や補講情報をリアルタイムで確認することが可能です。このような機能により、学生の学業をサポートしています。
サービスを利用している大学
現在、『Orario』は以下の大学でサービスを提供しています。
- - 関西: 立命館大学、同志社大学、京都大学
- - 関東: 明治大学、青山学院大学、立教大学、横浜国立大学など
特に、立命館大学では全校生徒の約70%にあたる24,000人が登録済みで、同志社大学でも約60%の17,000人が利用中です。
資金調達の目的
今回の資金調達は、いくつかの重要な目的があります。
- - 東京への拠点移転: 新たにオフィスを設立し、サービスを拡充するための準備を進めます。
- - 新機能の開発: オンラインでの「ノートシェアリング」機能を4月にリリースする計画です。
- - ユーザー獲得施策: 入学シーズンに合わせて、さらなるユーザー獲得を目指します。
- - サービスの安定化: 既存のサービスのクオリティを向上させ、サポート体制を強化します。
- - エンジニアの採用: 優秀な人材を確保するための採用活動を活発に行います。
今後の展望
『Orario』の今後の展望についても注目が集まります。東京大学や早稲田、慶応などの名門大学に向けたサービスの拡大を予定しており、本年度中に新たな大学へのリリースを目指しています。また、履修管理機能を越え、学生のスケジュールや行動スタイル、習得したスキルを分析し、キャリア教育や新卒採用に役立つプラットフォームを目指します。これにより、大学生の未来に貢献する新たなサービスの展開が期待されます。
会社概要
- - 会社名: 株式会社Orario
- - 所在地: 大阪府大阪市北区角田町1-12 阪急ファイブアネックスビル11F
- - 設立: 2016年6月
- - 資本金: 2,050万円(資本準備金含む)
- - 代表: 芳本 大樹
- - 公式ウェブサイト: Orario
『Orario』は、大学生の必需品となることを目指し、今後も進化を続けていきます。