亀田製菓、濃苺ミルクのかりんとあられを発売
株式会社明治が協力し、亀田製菓株式会社が新たに開発した「お米でつくったかりんとあられ濃苺ミルク」が、2025年3月3日より全国のコンビニエンスストアで期間限定で発売されることが発表されました。この新商品は、持続可能な酪農及び乳業の実現に向けた重要なステップとして登場します。
何が新しいのか?
新しい「お米でつくったかりんとあられ濃苺ミルク」は、脱脂粉乳を使用しており、豊かなミルク感と苺の甘さが特徴の軽やかな食感を持つあられです。30g入りのパッケージで、参考小売価格は160円(税込)となっています。甘くて美味しいだけでなく、持続可能性を考慮した成分が使われていることが大きなポイントです。
産業とのコラボレーション
亀田製菓と明治は過去にも、共に新商品を開発することで知られています。2009年には「亀田の柿の種」と「明治のチョコレート」を融合させた「亀田の柿の種チョコ×アーモンド」を発売し、以来、冬季限定でオリジナルチョコレートを使用した商品を共同で開発するなど、両社の特長をいかした施策を展開してきました。この新商品もその一環であり、両社が持つノウハウを活かした結果と言えるでしょう。
脱脂粉乳の意義とは
脱脂粉乳は、酪農業界において生乳の余剰を有効活用するために重要な資源となっています。生乳から脂肪分を分離し、残った成分を粉末状に加工したもので、これにより生乳の廃棄を減少させることができるのです。これは持続可能な酪農を支えるための重要な取り組みであり、乳業界全体が一丸となって進めています。
食品ロス削減への向き合い
株式会社明治は、脱脂粉乳を積極的に活用することで食品ロスの削減にも貢献しています。SNF(無脂乳固形分)原料からの新商品の開発や原料供給の拡大を通じて、エコな選択肢を生成することに注力しています。このような取り組みは、持続可能な未来を見据えた具体的なアクションとも言えるでしょう。
おわりに
今後も亀田製菓と株式会社明治は、コラボレーションを通じて、お客様に新しい美味しさを提供しながら、持続可能な酪農と乳業を実現するための挑戦を続けていくことでしょう。「お米でつくったかりんとあられ濃苺ミルク」は、その魅力的な味わいとともに、社会貢献にも寄与する新たな商品なのです。ぜひコンビニで手に取って、その美味しさを体験してみてください。