豊田市美術館30周年記念展覧会「VISION 星と星図」について
愛知県豊田市に位置する豊田市美術館が、開館30周年を迎え、特別な展覧会「VISION 星と星図」を開催します。この展覧会は、2025年6月21日から2026年3月15日までの約10か月間にわたって行われ、3つの異なる会期に分かれています。各会期ごとに、豊田市美術館の特徴を活かしたコレクションから選ばれた作品や新たに制作されたインスタレーション作品など、合計90点を展示予定です。
展覧会の概要
本展は、豊田市美術館の豊富なコレクションを通じて、現代アートに触れる貴重な機会を提供します。具体的には、以下のような展示内容が予定されています。
第1期展示(「星図1:社会と、世界と」)
- - 会期:2025年6月21日(土)~9月15日(月)
- - 主な作品:戦後イタリア美術のアルテ・ポーヴェラや戦後ドイツ美術作品が展示されます。特に、展示室2では、22年ぶりにフランスのアーティスト、ダニエル・ビュレンによるインスタレーション作品「ファクシミリより場所へ」が再設置されます。
- - 地域アーティストの紹介:3つ目の展示室では、愛知を拠点に活躍したアーティストたちの作品が取り上げられ、地域の芸術文化の重要性を再確認することができます。
第2期展示
さらに、2025年10月4日から12月21日までの第2期では、新収蔵作品やモダンデザインのコレクションなどが展示され、観覧者に新たな視点を提供します。
第3期展示
2026年1月6日から3月15日までの第3期においては、より多くの新旧の作品を一堂に集め、豊田市美術館の30年間を振り返る機会となります。
モネの特別展もお見逃しなく
また、同展覧会の期間中には、印象派の巨匠クロード・モネの特別企画展「モネ睡蓮のとき」も開催されます。ここでは代表作「睡蓮」を中心に、パリのマルモッタン・モネ美術館からの日本初公開作品を含む約50点を展示し、観覧者を魅了します。特に、モネの光と色彩の魔法が織りなす幻想的な世界を体感することができる貴重な機会です。
観覧情報とアクセス
豊田市美術館の開館時間は午前10時から午後5時30分までで、休館日は月曜日(祝日を除く)です。観覧料は一般300円、学生は200円、中学生以下は無料となっています(団体料金あり)。
豊田市美術館を訪れて、視覚的なアートの探求を楽しんでみてはいかがでしょうか。詳細は公式ウェブサイトでご確認ください。
豊田市美術館公式サイト
この特別展を通じて、アートが持つ力を再発見し、新しいインスピレーションを得る素晴らしい機会になることを願っています。