次世代国産ロードバランサー「Netwiser」について
セイコーソリューションズ株式会社が提供する国産ロードバランサー「Netwiser」は、公共・文教分野を中心に多くのユーザーに愛されてきました。2026年秋、新たに発売されるこの次世代モデルには、運用者の負荷増加に対応した設計が施されており、業務効率を大幅に向上させるための機能が追加されています。
セキュリティ対応の進化
現代のIT環境では、インターネット通信の増加に伴い、常時SSL化が進んでいます。SSL証明書の有効期限が短縮されたことで、運用リスクが高まる中、Netwiserシリーズは今後も最新の暗号スイートへの対応や、クラウドWAFとの連携を充実させてきました。次世代モデルは、SSL証明書が最大47日まで短縮されることに対応し、自動更新機能を新たに搭載しています。これにより、更新漏れを防ぎ、IT管理者の運用負荷を軽減します。
新機能の紹介
自動更新機能はACME(Automatic Certificate Management Environment)プロトコルを利用して、複数の認証局と連携し、SSL証明書の更新を自動化します。初期対応予定の認証局には、DigiCertやGMOグローバルサイン、サイバートラストなどが含まれており、今後も順次拡充を目指します。
また、次世代モデルではハードウェアアーキテクチャが刷新され、SSL処理の高速化を図るために必要だった専用オプションボードなしで、従来機を上回る性能を標準構成で実現しました。これにより、経済的な面でもコストパフォーマンスが向上し、幅広い導入に対応できます。
モデルとラインナップ
ハードウェア版は、上位モデルと標準モデルの2つに集約され、上位モデルには10GBASE-T×2ポート、1000BASE-T×10ポートが搭載されています。標準モデルには1000BASE-T×10ポートがあり、導入規模やスループットに応じて最適な選択が可能です。そして仮想基盤向けのソフトウェア版ロードバランサーも同時に提供され、物理・仮想両方の環境で一貫した運用が可能です。
今後の展望
セイコーソリューションズは、次世代モデルを通じてユーザーに寄り添ったサービスを提供し続け、よりセキュアで効率的なインターネット通信環境の構築を支援することを目指しています。新たな技術への挑戦と国産品質の追求を続ける「Netwiser」の進化にご期待ください。
次世代モデルは、2026年6月10日から開催される「Interop Tokyo 2026」にて発表・展示されます。詳細はセイコーソリューションズのウェブサイトでご確認いただけます。