五感を活かした食育活動で育む生きる力
社会福祉法人絆友会は、埼玉県で運営する保育園を通じて、子どもたちに「食」を通じて豊かな心と生きる力を育む食育活動を展開しています。最近では、家庭環境の変化によって、子どもたちが実際に食材に触れたり、調理を体験する機会が少なくなっているため、絆友会では五感を活用した「見る」「触れる」「香る」「作る」「食べる」という体験を重視しています。
食育は「食べる」だけではない
食育は単に食べ物を教えるだけではなく、子どもたちに好奇心や探究心を養い、自ら食べる意欲を引き出すための重要な取り組みです。季節感や人との関わり、食材に対する感謝の気持ちも育むことが保育の大切な役割です。
たじま絆保育園のクッキング活動
たじま絆保育園では、定期的に行われるクッキング活動で、子どもたちが楽しみながら食材に親しむ機会を提供しています。最近のメニューは「小松菜の納豆和え」でした。まずは、野菜の絵本を読み聞かせた後、子どもたちは実際に小松菜や納豆を観察しました。「どんな味になるのかな?」と期待を膨らませながら、彼らは各自の料理に仕上げていきました。最後には、みんなで「おいしくなぁれ!」の声をかけ、完成した料理を笑顔で味わいました。
おうじ絆保育園の梅シロップづくり
おうじ絆保育園では、年長児対象の恒例行事「梅シロップづくり」が実施されました。竹串を使って梅のへたを取り、丁寧に洗った後、氷砂糖と梅を交互に瓶に入れていきます。作業中には梅の香りに興味津々な子どもたちが見られ、「待つこと」や「食べ物は時間をかけてできる」という大切な学びにもつながっています。完成したシロップは夏祭りでかき氷のシロップとして提供する予定で、自分たちで作ったものが家族や地域の人々に喜ばれる体験が自信を与えています。
うきま絆第二保育園の食事マナー教育
うきま絆第二保育園では、調理室の先生が食事のマナーについて子どもたちに楽しく教えています。正しい姿勢やお茶碗の持ち方、スプーンやフォークの使い方、そして「いただきます」と「ごちそうさま」の意味について説明しました。実際に給食の場でも学んだことを生かし、子どもたちは礼儀や感謝の気持ち、健康的な生活習慣を身につける機会を得ています。
子どもの「生きる力」を育成する取り組み
絆友会では、食育を「食べることを教える時間」と位置づけず、子どもたちが生きる力を育む大切な活動としています。季節感や協力すること、自分で作る喜び、命をいただくことへの感謝を学ぶ機会が、子どもたちの豊かな心や主体性を育てています。今後も多彩な食育活動を通じて、「食べることが好き」「食べることが楽しい」と感じる環境作りに努めます。
ボランティアと園見学のご案内
保育士を目指す学生には、ボランティアや体験実習の機会を提供し、実際の保育現場を体験してもらっています。詳しい内容は公式サイトでご確認いただけます。子どもたちとのふれあいや園行事の補助を通して、貴重な学びの経験が広がります。ぜひ、多くの方々の参加をお待ちしております。