最近、株式会社講談社が運営する子育てと読書のWebメディア「コクリコ」が行った調査によると、約80%の保護者が子どもの“行きしぶり”を経験しています。この調査は、小学生以上の子どもを持つ保護者を対象に実施され、子どもが学校に行くのをためらう理由や、保護者がどのように対応したのかについての詳細を明らかにしました。
新学期が始まる時期は、夏休み中の生活から学校生活への切り替えが求められるため、子どもたちは大きなプレッシャーを感じがちです。その結果、学校への登校をためらったり、嫌がったりする行動が見られることがあります。特にこのような行きしぶりに対して、保護者たちはどう対応すればよいのか悩むケースが多いようです。
調査結果によると、行きしぶりの経験を持つ保護者が最も多く挙げた理由は「友人関係のトラブル」でした。そのほかには「特に明確な理由はない」「体調不良(例:腹痛や頭痛、起立性調節障害など)」「保護者や家族から離れることへの不安」などが上位にランクインしています。場合によっては、子ども自身が抱えている不安を言葉でうまく表現できないことも多く、保護者がその理由を把握するのに時間がかかることもあります。
さらに、保護者が子どもの行きしぶりに対してどのような対応を取ったのかを聞いたところ、最も多かった回答が「学校に行くよう促した」というものでした。他には「学校を休ませた」「学校に相談した」「一緒に登校して付き添った」といった選択肢が寄せられましたが、専門家へ相談する回答は少数派でした。自由回答からは、「登校をさせるか、休ませるかで迷う」「付き添っていく」「半日で迎えに行く」など、家庭ごとの対応の工夫や悩みが伺えます。
興味深いのは、現在の登校状況についての質問では、約93.6%の子どもが「毎日登校している」または「ほぼ毎日登校している」と回答したことです。しかし、登校できているからといって、必ずしも不安が解消されたわけではないと言えます。学校環境や登校の状況に関して相談した結果として再登校できるようになったケースや、教室以外の場所で過ごしながら学校とのつながりを保持している家庭も存在します。また、毎朝「行くか、休むか」を決めることから少し距離を取ったことにより、親子共に気持ちが落ち着いていった体験談も紹介されています。
調査結果からは、登校状況だけが全てではなく、子どもたちの内面での苦しみや、保護者たちが抱える悩みも多様であることが浮き彫りになりました。このような体験談や調査の詳細については、コクリコの記事にて詳しく紹介されています。
今回の調査は、「AnyMaMa(エニママ)」登録者およびコクリコメルマガ会員を対象に行われ、期間は2026年7月10日から7月17日までのひと月にわたりました。およそ109件の有効回答を得ています。
コクリコは、子育てにおける困りごとや不安に寄り添う記事を提供しており、特に正解のない育児に関する情報を扱っています。これからも子どもが本好きになるための情報を提供し、保護者たちの支えになれるよう努力しています。