東鉄工業、新ユニフォームの導入
株式会社オンワードコーポレートデザインが手掛けた、33年ぶりとなる東鉄工業の新ユニフォームが発表されました。この新しいユニフォームは、2024年10月1日から従業員に着用される予定で、最新の技術とデザインが採用されています。従業員のエンゲージメントを高めることを目的に、作業環境を向上させるために見直されたのです。
リニューアルの背景
これまでのユニフォームは1990年代から使用されてきたものであり、新たに導入されるユニフォームは現代のニーズに応えるべく設計されています。建設業界が抱える2024年問題に対応し、企業イメージを向上させる役割も期待されています。
この新しいユニフォームでは、動きやすさや着心地を重視し、特に難易度の高い作業を行う従業員が、より良い環境で業務を遂行できるように設計されています。こうした取り組みは、ただの衣服ではなく、企業全体のブランドイメージ向上にも寄与すると考えられています。
新ユニフォームの特徴
1. 自社開発パターン
新ユニフォームのパンツには、東鉄工業が独自開発したパターンが採用されています。これにより、動きやすさやしゃがみやすさが大幅に改善され、当社の従来品と比較しても着用の快適性が向上しています。バーチャル上での着圧比較でも、特にしゃがんだ際のストレスが減少していることが確認されています。
2. 高機能素材
各アイテムには、作業用に特別設計された素材が使われており、例えば、冬用ブルゾンは軽量でありながら保温性能も兼ね備えています。また、長袖シャツは通気性に優れ、動きやすさを確保しつつノーアイロンでも着用できるトリコット素材が採用されています。夏用パンツも高通気性と速乾性を兼ね備えています。
3. デザインと色使い
デザインには企業のコーポレートカラーである“シンシアグリーン”が使用され、安心感や信頼性を表現しています。さらに、誠実さや落ち着きを連想させるダークグリーンがメインカラーとして採用されています。
4. 収納力の向上
ユニフォームにはポケットの数や大きさが改善され、収納力も向上しています。これにより、現場での管理が一層便利になります。
企業概要
東鉄工業株式会社は1943年に設立され、鉄道関連の工事を主な業務としている企業です。その信頼性と施工力は業界でも非常に高く評価されています。
一方で、株式会社オンワードコーポレートデザインは、60年を超える歴史を持ち、法人向けのユニフォームや販促商品を手掛けている企業です。
新しいユニフォームは、企業の顔とも言える存在であり、東鉄工業のアイデンティティや価値を体現するものとなるでしょう。今後、この新ユニフォームがどのように従業員に受け入れられていくのか、非常に楽しみです。