五城目町の「ハイラボ」
2024-05-07 09:00:01
秋田・五城目町に開設!若者のためのデジタル学び舎「ハイラボ」
秋田・五城目町に新たな学びの場「ハイラボ」オープン
2024年5月12日、秋田県五城目町にて、10歳から18歳の若者を対象とした新しいデジタル技術の拠点、「ハイラボ」がオープンします。このプロジェクトは、合同会社G-experienceと、READYFOR株式会社、特定非営利活動法人みんなのコードが連携して運営されます。「ハイラボ」は、デジタルテクノロジーを学び、遊びながら創造性を育むスペースとして、地域の活性化にも貢献を目指しています。
ハイラボの魅力
「ハイラボ」は、五城目町中心部の「ただのあそび場」内に設置され、10代の子どもたちが主体的に学ぶ「ハイブリッドスクーリング」を推進します。この学び方は、学校以外の地域での探求を大切にし、子ども一人ひとりの興味に応じた学習環境を提供します。
教育内容とプロジェクト
「ハイラボ」では、プログラミング(WEB / アプリ・ゲーム制作)、音楽制作、グラフィックデザイン、電子工作、機械の分解やリペア、クラフトなど、さまざまなデジタル技術に触れることができます。また、大学生や社会人のサポーターと相談しながら、実際のチャレンジに取り組むことができるため、将来のキャリアを見据えた活動も効果的に行えます。
地域特性を活かした活動
五城目町は人口8,000人の小さな町で、特にテクノロジー関連の体験が少ない環境です。そのため、「ハイラボ」では、高性能機器に触れながら新しい技術を学ぶことができ、地域の特産品や伝統技術と連携した新たなプロジェクトにも取り組むことが期待されています。500年の歴史を持つ朝市通りに面していることから、地域住民との交流も促進され、独自の文化が育まれる場となるでしょう。
開設背景と必要性
文部科学省の調査によれば、秋田県の小中学生はICT機器の使用頻度が全国平均を下回っています。特に、五城目町ではこの問題が顕著であるため、デジタルテクノロジーに接触する機会を増やすことが急務とされています。「ハイラボ」は、子どもたちが自ら思考を働かせ未来を切り開くための重要なステップとなることでしょう。
オープンデイとイベント情報
ハイラボのオープンに際して、2024年5月12日(日)には特別イベント「ハイラボオープンデイ」が開催されます。無料の参加が可能で、さまざまなプログラムが用意されています。9時から15時半まで行われるイベントでは、開館式典やハイラボの見学、プログラミング体験など、多彩なアクティビティが展開されます。事前予約も可能で、特に人気の体験会では数に限りがあるため、早めのお申し込みをおすすめします。
前日イベントについても
オープン前日の5月11日(土)には、全国の子どもたちによるアクションプランを考えるワークショップも開催される予定です。これにより、参加者は自らの声を社会に届けることができる貴重な機会となります。事前予約が必須で新しい学びのスタイルを体験できるチャンスです。
未来を創る拠点として
「ハイラボ」は、五城目町の若者がデジタル技術を学ぶ場として、将来のキャリア形成に寄与するだけでなく、地域コミュニティの発展にも大きく寄与することが期待されています。オープン後も、継続的なイベント開催やワークショップを通じて、多くの若者に利用されることを目指します。五城目町から新たな学びの文化が発信されることを楽しみにしています。
会社情報
- 会社名
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合同会社G-experience
- 住所
- 秋田県南秋田郡五城目町大川大川字東屋布137-2
- 電話番号
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090-8484-9031