神戸市で進化するオープンイノベーションプログラム「So-I」
神戸市は、地域企業との連携を深め、革新的なビジネスモデルの創出を目指す取り組みを進めています。その一環として、2024年度より始まるオープンイノベーションプログラム「So-I」が、参加企業と共創パートナーを募集しています。
このプログラムは、神戸市内の企業と全国のパートナー企業が連携し、実現可能な事業を共同で考え、地域課題の解決に向けた新たな取り組みを進めることを目的としています。特に、昨年度の新規事業創出支援に続く2年連続の実施となる本プログラムは、神戸市の強力なサポートのもとで行われます。
共創パートナーの募集
2024年9月25日から開始されたこの募集では、神戸市内にある4社が具体的な課題テーマを設定し、共創パートナーを求めています。参加企業は次の通りです。
1.
エム・シーシー食品株式会社(キッチンカー)
顧客の「やってみたい」という思いを形にするためのキッチンカースターターキットを提供。フードテックスタートアップとの連携や新メニュー・サービスの開発を期待しています。
2.
旭光電機株式会社(センサ)
センサ技術を活用し、安全で快適な社会の実現を志向。市場に出回るセンサを利用したサービスや健康モニタリングシステムの構築を提案しています。
3.
日本ジッパーチュービング株式会社(飛び出す布絵本)
子供たちの笑顔をテーマにした「飛び出す布絵本」に関連したソリューションやサービスを持つ企業との連携を目指しています。
4.
ペタビット株式会社(パブリテック)
地元企業間のコラボレーションが可能なECプラットフォーム事業を運営し、地域のアップサイクル商品・ブランド展開を支援します。
各企業は、既存の枠を超えたビジネスの創造に挑戦し、共創パートナーとの協力を強く求めています。これにより新しい価値を生み出し、社会への実装を目指す取組みとなります。
参加メリット
このプログラムに参画する企業にはさまざまなサポートが用意されています。
- - 地域課題解決に向けた実証実験に関する費用支援(最大50万円)
- - 神戸市や地域企業とのパートナーシップ形成
参加方法とスケジュール
新たな共創パートナーを募集するための応募は、次のスケジュールで進められます。
- - 応募開始:2024年9月30日
- - 応募締切:2024年10月28日
- - 参加企業決定:2024年11月中
- - 成果発表会:2025年3月7日
詳細は、公式ウェブサイトで確認することができますので、興味のある企業はぜひエントリーしてください。
この挑戦を通じて、神戸市の新たな価値創造と共創の風土を育むことが期待されています。地域の発展と共に、参加企業も新たなチャンスを得られる貴重な機会です。