品川シーズンテラスで始まったスマートコンポストの長期運用試験
株式会社komhamは、株式会社NTTアーバンソリューションズ総合研究所とともに東京都品川区の「品川シーズンテラス」にて、生ごみ処理機「スマートコンポスト」の長期運用試験をスタートしました。この試験は、2025年に予定されている実証実験に向けての重要なステップとなります。
取り組みの背景
このプロジェクトは、東京都が推進する「Be Smart Tokyo」プロジェクトの一環として行われています。前回の実証試験では、施設内のランチ事業から生じる弁当由来の生ごみが「スマートコンポスト」を使用して処理され、生成された堆肥は施設内の緑地に使用されるモデルが有効だと確認されました。今回の試験は、これを基にさらに深い検証を行うことを目的としています。
長期運用の目的
今回の試験では、6か月にわたる連続稼働を通じて、以下の観点から検証が行われます:
- - 生ごみ処理の安定性
- - 日常運用における作業負荷や効率
- - 今後の本格実装に向けた運用体制の最適化
「スマートコンポスト」は、自立型で電源や排水を必要としない、ソーラーパワーで動作する生ごみ処理システムです。特に、このシステムに組み込まれた独自の微生物群「コムハム」は、生ごみを最短1日で最大98%分解することで知られています。システムのデザインは、美観を損なわないよう考慮され、都市の景観に自然に溶け込むよう設計されています。
資源循環モデルの確立
この取り組みを通じて、都市部における持続可能な資源循環モデルの確立が目指されています。実証実験を経て得られたデータは、他の都市型施設への展開を考える上でも重要な役割を果たします。製品の管理はインターネット経由で行われ、管理者は生ごみの投入量や分解量、温室効果ガスの排出削減量などをリアルタイムで追跡できます。このように、データ駆動の運用体制も重要な要素となっています。
今後の展望
komhamとUS総研は、追加検証で得られた知見を活かし、品川シーズンテラスでの実装を進めると共に、他の都市型施設への横展開も視野に入れています。持続可能なまちづくりにむけての取り組みが、より多くの地域にも広がることが期待されています。
会社情報
株式会社komham
- - 本店: 札幌市厚別区下野幌テクノパーク1丁目1-10-211号
- - 支店: 東京都渋谷区猿楽町17-10代官山アートビレッジ3階B 代官山TOKO
- - 公式サイト: komham
株式会社NTTアーバンソリューションズ総合研究所
- - 本社: 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX
- - 公式サイト: NTT US
品川シーズンテラス
このプロジェクトは、都市と自然の新たな共生を追求する重要なステップとなります。これからの成果がどのようにまちづくりに貢献していくのか、注目です。