マンダム、ギャツビーの商品で環境に優しい未来を目指す
株式会社マンダムが展開する人気メンズコスメブランド「ギャツビー」において、新たな環境配慮の取り組みが発表されました。この取り組みでは、アルミ缶を使用したヘアスタイリング剤の容器を軽量化し、より持続可能な社会に向けた一歩を踏み出します。
アルミ使用量を年間25トン削減
今回の変更は、ギャツビーのヘアスプレーやヘアフォームを含む計7品に適用され、従来品に比べてアルミ使用量を年間約25トン削減することを目指しています。この新しい缶は従来の耐圧強度を保ちながら軽量化がされており、370トン分の二酸化炭素が削減できるという成果も期待されています。2025年4月からの出荷に向け、順次切り替えていく予定です。
ギャツビーの商品ラインナップ
軽量化の対象とされる商品には、「セット&キープスプレー スーパーハード」や「スタイリングフォーム ハード」など、ギャツビーが誇るロングセラー商品が含まれています。これらの製品は、発売から35年以上にわたり、多くの顧客に愛されてきました。特に、「ギャツビー」は男性用ヘアスプレー市場でトップのシェアを誇るブランドとして知られています。
環境・社会への影響を考慮したさまざまな取り組み
これまでもマンダムは、環境に配慮した取り組みを行ってきました。「セット&キープスプレー」では、肩カバーの削除によってプラスチックの使用量を削減しています。しかし、エアゾール商品においては、缶の強度を保ちながら環境対策を進める必要がありました。今回のアルミ缶軽量化では、耐圧性と強度の基準を満たしたまま、効果的に削減を実現しました。
今後の展望
マンダムは、今後もサステナビリティ戦略に基づき、環境や社会の課題解決に向けた取り組みを行っていく予定です。E・S・G(環境、社会、ガバナンス)という3つの視点から、持続可能な価値の最大化を目指す姿勢は、多くの企業や消費者にとっても強いメッセージとなることでしょう。
マンダムがこれからも進める環境重視の取り組みは、様々な商品やサービスに波及することが期待されており、今後の動向にも注目です。
参考資料
詳しい取り組みについては、公式サイトの
マンダムのサステナビリティをご覧ください。