リラックス空間新設
2025-04-17 14:05:14

名古屋の競技会場、日本ガイシアリーナに新たなリラックススペースが登場

日本ガイシアリーナにカームダウンスペース『Pa・O Calmdown』が導入



名古屋市にある日本ガイシアリーナに、感覚に敏感な方々のためのカームダウンスペース『Pa・O Calmdown』が正式に導入されました。この導入は、2024年夏から約半年間の実証実験を経て実現したもので、特に2026年に開催予定のアジア競技大会に向けた取り組みの一環として位置づけられています。

『Pa・O Calmdown』とは?



『Pa・O Calmdown』は、発達障害や精神的な課題を持つ方が安心してリラックスできるスペースを提供するために設計されています。大きな音や視覚的刺激を遮断するこの空間は、特に高ぶった気持ちやパニック状態の緩和に役立ちます。

名古屋市では、すべての人々に観戦しやすい競技会場を実現するため、カームダウンスペースの導入を進めています。空港や学校を始めとする様々な公共施設において、こうした取り組みが広がることが期待されています。

機能と特徴



『Pa・O Calmdown』は、置き型のブースであり、既存の施設にも簡単に設置可能です。移動やサイズ変更も容易で、使用者のニーズに応じたカスタマイズやデザイン変更も行えます。特に、名古屋市での実証実験で集まった意見に基づき、広さや安全性に関する改善がなされており、より快適に使用できる仕様にアップデートされています。

実証実験では、利用者から「横になれるスペースがほしい」という要望が多く寄せられ、内部により広いエリアが確保されました。また、カラーも見直され、心地よさが強調されたホワイトヒッコリー色が採用されています。施設側が安全確認を行えるよう、開口部の設置にも配慮しています。

期待される効果



名古屋市の担当者によれば、カームダウンスペースの導入は、バリアフリートイレのように、多くの人々に広がっていく必要があるとのことです。健常者の理解が深まり、様々な公共施設でも採用が進むことで、より良い社会が築けるでしょう。

また、今後は『Pa・O Calmdown』を導入することで、特に障がいを持つ方々やその介助者のニーズに応える製品の開発が期待されています。このような取り組みを通じ、タック株式会社は、社会全体の快適性を向上させることに寄与していく所存です。

タック株式会社の取り組み



タック株式会社は、1945年に設立され、木材を用いた様々な製品を提供してきた企業です。『Pa・Oシリーズ』を通じて、公民連携での実証実験に取り組み、利用者のニーズに応じた商品開発を行っています。今後も製品の更なる改善に努め、多くの人々が快適に過ごせる環境作りに貢献していくことを目指しています。

具体的な取り組みとして、同社は名古屋ショールームを展開しており、実際に『Pa・O Calmdown』などの製品を体験できる機会を設けています。近未来のスポーツ施設における快適な観戦環境構築として、名古屋市のランドマークとなることが期待されています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

会社情報

会社名
タック株式会社
住所
愛知県名古屋市中区正木4丁目2番31号
電話番号
052-682-3300

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。