株式会社イケウチが次世代のものづくり人材育成を支援する新たな取り組み

株式会社イケウチの次世代育成への挑戦

株式会社イケウチが、次世代のものづくり人材の育成に向けた新たな支援を開始しました。東京都千代田区に本社を構えるこの企業は、STEM教育競技プログラム「STEM Racing」に出場する国際学生チーム「Fusion Force」とタイトルパートナー契約を締結しました。この取り組みは、未来のF1®エンジニアを目指す若者たちを支援することを目的としています。

STEM Racingとは？

STEM Racingは、Formula 1®の支援のもとで展開される教育プログラムで、6歳から19歳の学生が自ら設計・製作したミニチュアF1®カーを競わせるものです。このプログラムは、エンジニアリング、デザイン、マーケティング、問題解決など、幅広いスキルを学ぶことを可能にし、世界中で約29,000校、180万人以上が参加しています。

日本においては、一般社団法人STEM Academyが運営を担当し、2025年には本格的にプログラムが始まります。この背景から、イケウチは自社の物づくりにおける技術力を活かし、学生たちの情熱に共感し、支援を決定しました。

Fusion Forceについて

Fusion Forceは、アメリカンスクール・イン・ジャパン（ASIJ）とタイの学生から成る国際チームで、2025年に開催されるSTEM Racingに初挑戦します。彼らのビジョンは「技術大国の日本を取り戻す」ことであり、そのために世界Top10入りや最速マシン賞を狙っています。

過去の実績としては、タイ国内大会での「最速マシン賞」や、ジョンズ・ホプキンス大学エンジニアリングチャレンジでの2位などがあり、彼らはシンガポールで行われる「STEM Racing World Finals 2025」に出場予定です。この支援は、日本全体のSTEM教育の促進にも寄与する重要な一歩となります。

株式会社イケウチの想い

イケウチの代表取締役社長、池内美友氏は「次世代のものづくり人材育成への貢献」という強い思いを持ち、Fusion Forceとのパートナーシップを築きました。彼は、創造力やリーダーシップを兼ね備えた人材を育成することが日本の未来にとって不可欠であると語ります。

また、今回の支援は、若者の自動車離れに対抗し、ものづくりに対する興味を呼び起こす狙いもあります。イケウチはFusion Forceの挑戦を後押しし、世界大会での成功をサポートする決意を示しました。