IBMとHashiCorpの関係
2025年2月、IBMがHashiCorpを買収することを発表しました。HashiCorpは、インフラの自動化やシークレット管理の領域で高技術を持つ企業で、その買収はIT業界に大きな影響をもたらすと見込まれています。本ウェビナーでは、IBMの戦略やその意図、HashiCorp製品であるVault Radarを活用した認証情報の管理方法についても触れます。
クラウド時代のセキュリティ課題
デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展によって、多くの企業が業務プロセスのクラウド化を推進しています。しかし、その影響でAPIキーやパスワード、証明書といった認証情報の管理の重要性が増す一方で、各社のセキュリティ対策は追いついていないのが現状です。特に、埋もれた認証情報が漏洩するリスクが高まっているため、企業は一層の注意が求められます。
見えないリスクの可視化
現在、設定ファイルやソースコード内に埋もれた認証情報は、しばしば見過ごされがちです。クラウドの進展に伴い、このような「見えないシークレット」が漏洩するリスクが増加しています。新たな攻撃ベクトルが続々と生まれる中、発見が難しいこれらの情報が漏れることは企業の信用を損ない、事業の存続にも影響を与えかねません。
HashiCorp製品によるリスク管理
本セミナーでは、IBMのHashiCorp買収がクラウドセキュリティ戦略に与える影響を解説し、HashiCorpのVault Radarを使った認証情報管理の具体的なアプローチも紹介します。この製品を利用することで、企業は日々の運用における認証情報を可視化し、潜在的なセキュリティリスクに備えることができるようになります。
まとめ
ウェビナーの主催は株式会社ラックで、協力には日本アイ・ビー・エム株式会社や株式会社オープンソース活用研究所が含まれます。セキュリティ対策が難しい今だからこそ、企業の皆さまには是非ご参加いただきたい内容です。
また、マジセミは今後もユーザーに役立つウェビナーを開催していく予定です。過去に行ったセミナーの資料公開や、他の募集中のセミナー情報については、公式サイトでご確認ください。
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