デジタル時代の歯科医療を支える新情報
奈良県吉野郡に位置する大森技工所は、2026年度に向けた歯科医療の新しい動きを示す「CAD/CAM冠ガイドブック(令和8年度版)」を無償で提供し始めました。このガイドブックは、厚生労働省が発表した診療報酬改定を基に、歯科医院に求められる最新の情報を網羅しています。特に、光学印象の使用拡大や新たな選択肢が加わったCAD/CAM冠について詳しく解説しています。
診療報酬改定の重要なポイント
厚生労働省から告示された令和8年度診療報酬改定では、「歯科治療のデジタル化」が大きなテーマに位置づけられています。この中で特に注目すべきは、CAD/CAM冠やインレー関連の改定内容です。
- - 光学印象の適応拡大: 従来はCAD/CAMインレーのみが対象でしたが、新たにCAD/CAM冠も適用されるようになりました。点数が1歯あたり100点から150点に引き上げられ、医院にとっての経済的なメリットも期待できそうです。
- - 大臼歯用材料の要件シンプル化: 従来のハイブリッドレジンブロックによるCAD/CAM冠適用要件が整理され、医師の判断次第で全ての大臼歯に適用可能に。
- - CAD/CAMインレーの点数増: インレーは750点から770点に引き上げ。クラウン・ブリッジの維持管理料の対象にもCAD/CAM冠が加わることで、より広範な信頼性向上が期待されます。
壊れないPEEK冠、広がる選択肢
CAD/CAM冠についての常識が変わり始めています。特に大臼歯におけるPEEK冠の人気が高まる中、医療現場では「PEEK冠一点勝負」との認識も存在します。しかし最新の改定により、ハイブリッドレジンも大臼歯に使用できる選択肢として浮上しました。この結果、医師は症例に応じた材料の選定が可能になり、患者の審美的ニーズにも柔軟に応えられるようになります。
新ガイドブックの内容とは?
今回の「CAD/CAM冠ガイドブック(令和8年度版)」には、実務に即した有用な情報が満載です。具体的には、次のような内容が含まれています。
- - CAD/CAM冠とインレーの適応部位や使用材料のまとめ。
- - 保険点数早見表(2026年版)
- - 光学印象の算定要件についてのチェックリスト。
- - 口腔内スキャナーの導入時に気をつけるポイント。
この情報は、日常の診療に役立てるためにデザインされています。ぜひ最新の知見を取り入れて、診療の質を向上させてください。
無料請求方法
このガイドブックは無料で請求可能です。以下の方法で手軽に申し込みができます。
- - Web請求: 指定のURLのお問合せフォームから「ガイドブック」と記入して送信。
- - 電話請求: TEL075-468-3074(平日9:00〜18:00)に連絡し、オペレーターにガイドブック希望の旨をお伝えください。
大森技工所について
大森技工所は前仲原物産の一部であり、デジタル技術を積極的に活用した革新的な歯科技工所です。Canon製の最新ミリングマシンを取り入れ、保険適用のCAD/CAM冠やジルコニア製品の製作を行っています。関東・関西を中心に約2万件の歯科医院に情報を発信し、信頼される技術を提供中です。
最後に
代表の森氏は、今回の改定について「デジタル歯科にとって大きな追い風となる内容が多く含まれています。このガイドブックが医師の皆さんの役に立つことを期待しています。」とコメントしています。デジタル技術が進化する中で、最新情報をキャッチアップし、診療の幅を広げましょう。