事務所の書類配送を進化させるロボット「書類MOTTETTE」の魅力

事務所の書類配送を進化させる「書類MOTTETTE」とは

茨城県日立市を本社とする株式会社ユニキャストが新たに開発した「書類MOTTETTE（もってって）」は、オフィス内での書類配送をロボットが行う革新的なソリューションです。2025年7月から鹿島建設株式会社での運用が開始され、その利便性が多くの注目を集めています。この新しいサービスは、事務所の業務効率を大幅に向上させることが期待されています。

書類MOTTETTE誕生の背景

この書類配送ロボットの開発は、鹿島建設の担当者が飲食店でのロボット配膳を見て、「料理の代わりに書類を運ぶことができないか」という発想からスタートしました。このアイデアがユニキャストに持ち込まれ、オフィス環境や書類の運搬方法をヒアリングし、最適なプランを提案して実現したのです。事務所内でのロボットには「キズナ」という愛称も付けられ、実際に活用されています。

書類MOTTETTEが持つ特徴

「書類MOTTETTE」は、オフィスの作業環境に合わせた柔軟性が大きな特徴です。以下のような機能があります。

スマートボタンとQRコードによる簡単操作

デスクや共有スペースに設置されたスマートボタンやQRコードを使って、誰でも簡単にロボットを呼び出せます。ボタンの数や設置場所はオフィスの運用に応じて自由に調整でき、一層の利便性を提供。

複数拠点への一括配送機能

タッチパネルを使って最大3カ所まで配送先を設定でき、ロボットが自動的に書類を配達します。例えば、コピー機の近くに呼び出して印刷物をデスクまで運ぶことも可能です。

受取人不在でも安心の機能

配送先で受取人が不在の場合、ロボットは呼び出した場所に戻る設定が可能で、書類の紛失を防止します。これは特に大切な書類の取り扱い時に役立ちます。

カスタマイズの自由度

ロボットのUIデザインや音声ガイダンス、配送ルートなどを、オフィスの環境や業務内容に合わせて調整可能です。個別対応が強みで、顧客のニーズに合った運用が実現できます。

課題解決のパートナーとして

ユニキャストは、単にロボットを導入するだけでなく、お客様の声に耳を傾け、様々なニーズに応じたサービスを提供することに力を入れています。「この通路で安定して走行できるか？」、「もっと簡単に操作できないか？」など細かい要望にも対応し、新たな価値を共創しています。

未来への展望

ユニキャストは、「書類MOTTETTE」をはじめとするAI・ロボティクスサービスを広めることで、お客様の業務上の課題を解決し、デジタルトランスフォーメーション（DX）を推進しています。今後も業務を進化させ、人間がより価値の高い仕事に専念できる環境づくりを目指します。

皆様からのご相談も常に受け付けており、「ロボットってほかにどんな使い方ができる？」などの問いにもお応えします。ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

「書類MOTTETTE」は、オフィス内の書類配送を新たに変革する可能性を秘めた最新のロボットソリューションです。業務の効率化や働き方改革を実現するための強力なパートナーとして、今後の展開に期待が寄せられます。詳細は公式サイトで確認できますので、ぜひ訪れてみてください。

MOTTETTE公式サイト：こちら

ユニキャストについて

ユニキャストは、「人とロボットが共創する未来をつくる」というミッションを掲げ、コミュニケーションロボットを通じて人々の生産性向上に貢献することを目指しています。ロボットを利用した企業受付やAI検温サービスなど多岐にわたるサービスを展開しており、効率化だけでなく、顧客満足を高める接客業務のDX化に取り組んでいます。