大阪狭山市で開催される肝疾患市民公開講座の詳細
近畿大学病院が主催する「市民公開講座」が、2025年3月11日(火)に大阪府大阪狭山市の近畿大学病院円形棟大講堂で開催されることが決まりました。本講座は5年の時を経て、対面形式での開催となります。参加者は専門医から直接肝疾患に関する知識を得ることができ、健康への理解を深める貴重な機会となるでしょう。
肝臓の重要性と症状の出にくさ
肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、一般的には症状が現れにくい臓器です。肝炎や肝がんといった病気が進行しても、自覚症状がない場合が多く、早期発見が難しいことがあります。このため、近畿大学病院は2008年に肝疾患診療連携拠点病院に指定され、肝疾患に対する研修会や講演会を通じて、市民に対し啓発活動を行ってきました。
市民公開講座の内容
今回の公開講座では、近畿大学病院の消化器内科および外科の専門医が肝がんについてわかりやすく解説します。特に、肝がん治療の最新情報や手術治療に関する内容に焦点を当てます。以下がプログラムの概要です。
- - 14:00 - 「ここまで進んだ!肝がんの内科的治療」
講師: 南康範(近畿大学病院消化器内科医学部講師)
今回は肝がんの内科的な治療法がどのように進展しているのかを詳しく解説します。
講師: 登千穂子(近畿大学病院外科助教)
手術治療方法やその現況について詳しくお話しし、参加者の皆様の疑問にお答えします。
講演の後には、参加者からの質問に対しても直接回答する時間が用意されています。具体的な疑問や悩みについて専門医からアドバイスが得られる貴重な機会です。
参加方法と会場案内
本講座はどなたでも参加可能で、入場は無料ですが、事前予約が必要です。定員は200名となっているため、早めの予約をお勧めします。予約希望者は、メール(
[email protected])にてお名前を記入の上、お申込みください。
また、講座開催場所は以下の通りです:
- - 場所: 近畿大学病院円形棟大講堂
- - 住所: 大阪府大阪狭山市大野東377-2
- - 交通: 南海高野線「金剛駅」または泉北高速鉄道「泉ケ丘駅」からバスで約15分
お問い合わせ先
何か不明点がある場合は、近畿大学病院肝疾患相談支援センターまでお電話(072-366-0221内線3892)でお問い合わせください。
この市民公開講座は、肝疾患に対する正しい理解を広めるための良い機会です。多くの方の参加を期待しています。そして、肝疾患に関する正確な知識を身につけることで、健康管理に役立てていただければ幸いです。
詳しくは
近畿大学病院の公式サイトをご覧ください。