パイオニアが登場!二輪車向けUX革新「Pioneer Ride Connect」
パイオニア株式会社は、2026年1月6日から9日の間、アメリカ・ラスベガスで開催されるCES 2026において、二輪車向けの革新的なUXソリューション「Pioneer Ride Connect」をお披露目です。本ソリューションは、二輪車の次世代コネクテッドクラスターを革新し、ライダーに新たな価値提供を継続的に行うことを目指しています。特筆すべきは、その基盤となるクラウドナビゲーションや安全運転支援機能です。
進化したUXの概要
「Pioneer Ride Connect」は、二輪車に特化したコネクテッドサービスを提供し、特に世界120カ国以上を対象としたサービス展開を行います。これにより、ライダーは迅速かつ安全に移動できる環境が整備されるのです。また、ソフトウェアによる更新を進めることで、ユーザーは常に新しい機能やサービスを楽しむことができます。
主な機能
1.
BLEを利用したスクリーン・プロジェクション技術
パイオニアが独自開発したBluetooth Low Energy(BLE)を活用した技術により、スマートフォン上の地図や情報が迅速に車両のクラスターに表示されます。これによって、クラスター側の処理負担が軽減され、スマートフォンのバッテリー消費も抑えます。
2.
直感的なHMIとAI機能の統合
パイオニアの音声HMI「VOICE TAP」により、ストレスフリーなハンズフリー操作が可能となり、安全性を高めます。AIを駆使して渋滞情報や悪天候情報をリアルタイムで共有し、ライダーに快適かつ安全な走行体験を提供します。
3.
HERE SDKとの強力な統合
「HERE SDK」との連携により、高精度な地図データやリアルタイムの交通情報、最適化されたルーティングなどを含むサービスを、一元的に提供します。オフライン機能も充実しており、通信が不安定な地域でも利用できるため、都市部だけでなくあらゆるエリアで安心して運転できます。
CES 2026における出展
この新しいUXソリューションは、CES 2026 のパイオニアブース(ラスベガス・コンベンション・センター西ホール3527番ブース)で展示されます。未来の二輪車の姿を象徴する「Pioneer Ride Connect」がどのような進化を遂げるのか、注目が集まります。
企業コメント
パイオニアの執行役員である種澤成治氏は、「Pioneer Ride Connect」は二輪車のUXをソフトウェアで進化させる革新的なプラットフォームで、HEREとの協業によってよりスマートで安全なコネクテッド化を実現できると語っています。また、HERE Technologiesのディオン・ニューマン氏は、二輪車ライダーのための利便性と安全性を実現することに意義を感じ、両社の連携によってコネクテッドモビリティの新しい幕開けが期待できるとコメントしています。
CES 2026での発表に向け、パイオニアの技術とビジョンがどのように形になるのか、大いに期待されます。