新たなビジネスシーンに応える「DIGNO(R) Tab2 5G KC-T306」
京セラ株式会社が発表した新しい法人向けSIMフリータブレット「DIGNO(R) Tab2 5G KC-T306」は、2025年3月以降の出荷が予定されています。この新型タブレットは、法人向け市場を視野に入れた設計と多機能を兼ね備え、特に業務効率の向上を目指して開発されました。
主な特長と機能
1. 前面NFC読み取り機能による業務効率化
「DIGNO Tab2」では、外部リーダーが不要な前面NFCリーダー機能が搭載されています。これにより、マイナンバーカードや交通系ICカード、クレジットカードのタッチ決済などが、手元のタブレットで直接行えます。業務現場において、こうしたスムーズな決済手段の導入は大きな利点となります。
2. 信頼のJAPAN MADEと高い耐久性
このタブレットは、日本の一貫生産体制で製造されており、過酷な環境でも長期間使用できる耐久性を誇ります。防水・防塵性能を備え、さらに75cmの落下試験をクリアしており、安心して使用することができます。日常のメンテナンスも簡単で、アルコール除菌シートによる清掃が可能です。
3. 現場作業に最適な操作性
現場での使用を想定し、「グローブタッチ」や「ウェットタッチ」機能を搭載しています。これにより、手袋をはめた状態や濡れた手でも操作が可能で、実用性が優れています。また、簡易的なデバイス故障診断機能も備わっているため、トラブルシューティングも容易です。
これからのビジネスシーンに対応した製品
デジタル化が進む中、特に注目されるのはNFC技術の活用です。マイナンバーカードを利用したオンライン資格確認が義務化されるなど、NFCカードリーダーの需要はますます高まっています。「DIGNO Tab2」はそんなニーズに応えるために開発されたものであり、電子商取引やオンライン業務が主流となる現代において、欠かせないツールとなるでしょう。
今後の販売展開としては、最初にNTTドコモからの発売を予定していますが、その後SIMフリーとしての販売も計画されています。このタブレットの導入により、企業は業務の効率化とテクノロジーへの適応を一層進められることでしょう。
「DIGNO Tab2」を活用することで、業務の生産性向上やコスト削減が期待されます。新たなビジネスシーンに向けた京セラの挑戦が楽しみです。
詳しい製品情報は京セラの公式ウェブサイトをご覧ください。