高校生のメッセージ事情
2025-06-05 09:32:23

高校生のスタンプ・絵文字使用実態を探る!コミュニケーションの新潮流

高校生のスタンプ・絵文字使用実態を探る!



LINEヤフー株式会社が運営する「LINEリサーチ」が、全国の高校生を対象に行った調査の結果についてお伝えします。調査の目的は、高校生のメッセージやダイレクトメッセージ(DM)でのスタンプや絵文字の使用実態を明らかにすることです。

調査の背景



LINEリサーチは、700万人以上のアクティブユーザーを基盤にした調査プラットフォームです。このプラットフォームを利用し、2025年4月に日本全国の高校1年生から3年生を対象に、メッセージやDMにおけるスタンプや絵文字の活用状況について調査を実施しました。

スタンプや絵文字の使用率



調査結果から、全体の約6割の高校生がメッセージのやり取りでスタンプや絵文字を「よく使う」と答えています。特に女子高校生では7割以上がこの回答を選んでおり、男子高校生は5割弱にとどまっています。このデータから、女子高校生の方がコミュニケーションにおいてスタンプや絵文字を多用していることがわかります。

さらに、「よく使う」や「ときどきある」を合わせた「使うことがある」割合は全体で90%近くに達しており、スタンプや絵文字が高校生間の普段のコミュニケーションで重要な役割を果たしていることが伺えます。

スタンプや絵文字を使用する理由



調査では、スタンプや絵文字を使う際の理由や注意点についても尋ねています。最も多かったのは「文字だけだと固くなりそうな時に使う」で、約5割の学生がこれに該当しました。次いで、「真面目な内容の会話の時には使わない」が約45%、また「自分が好きなキャラクターやデザインのものを使う」が約4割の支持を得ています。

このことから、高校生がスタンプや絵文字を使うのは、会話の雰囲気を和らげたり、表現を豊かにしたりするためであることがわかります。

男女別の傾向



男女別に調査結果をみると、上位の4項目が女子高校生の方が高い傾向にあります。特に高3女子は、全ての項目で他の学年よりも高い割合を示しており、スタンプや絵文字を積極的に使うことがコミュニケーションの手法として定着している様子が伺えます。また、「会話を終わらせたいときに使う」や「既読の代わりに使う」といった項目でも、女子高校生の方が高い結果が出ています。

男子高校生については、スタンプを使用する頻度が少ないことがわかりますが、それでも「よくある」と答えた割合は約5割、さらに「ときどきある」との合算で見ても、その使用率は無視できない数字です。

コミュニケーションのスタイル



最後に、この調査から高校生のコミュニケーションスタイルについての洞察を得ることができます。一方で、男女ともに「目上の人(先輩や先生など)には使わない」という回答が2割以上見られる点も要注目です。特に高3女子では、「文字が入っているデザインのものを使う」「既読の代わりに使う」が、他の学年に比べ高率で使用されており、彼女たちの特有のスタイルが形成されていることが示唆されます。

まとめ



今回の調査により、高校生のスタンプや絵文字の活用状況が詳しくわかりました。これらのデータは、学校生活や交友関係の中でのコミュニケーションの在り方を探る上でも非常に重要です。女子高校生のスタンプ利用率の高さは、いかにこの世代の女子にとって感情表現が重要であるかを証明しています。一方で、男子高校生も未だにスタンプや絵文字を使用していることが、彼らのコミュニケーションスタイルも変化している一端を示しています。今後もこうしたコミュニケーション手法が進化していく様子に目が離せません。


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会社情報

会社名
LINEヤフー株式会社
住所
東京都千代田区紀尾井町1-3東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
電話番号

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