プリマベーラが新たな社内研修に挑戦
株式会社プリマベーラは、10月5日から7日までの3日間、全従業員を対象にしたオンライン研修「3日で改善が2万個集まる劇的改善ツアー」を実施します。このイベントは、コロナ禍の中で進化したものであり、従来の対面式の研修スタイルからオンライン形式へと移行しました。これにより、社員が各店舗の改善案を気軽に共有できるプラットフォームが整いました。
変化の背景
以前、プリマベーラでは毎年全社員を対象とした「バスウォッチング」という研修イベントを開催し、自社の店舗を巡って改善点を見出していました。しかし、コロナウイルスの影響で実施が困難となり、オンライン研修の導入に至りました。現在は、インスタグラムの動画機能を活用した新たなスタイルが採用され、若いスタッフも楽しみながら参加できる仕組みが構築されています。
この研修では、各店舗が独自に作成した改善提案を動画や資料で発表し、参加者はその内容を視聴してメモを取ります。これにより、3日間で2万件以上の改善案が集まる見込みです。
研修のポイント
1.
コミュニケーションの活性化: コロナ禍で低下した社内コミュニケーションを改善し、全社員が意見を出し合う環境を整えます。
2.
楽しみながら成長: インスタグラム動画を活用することで、若手スタッフも主体的に関与しやすい環境を提供し、楽しむ中で成長を促します。
研修概要
- - 研修名: 3日で改善が2万個集まる劇的改善ツアー
- - 期間: 10月5日~7日
- - 内容: 各店舗で制作した改善動画を視聴し、自店舗での改善につなげる
- - 目的: 現場スタッフの活躍を可視化し、全員が経営に関わる風土を育てる
過去の成功事例
このプログラムが注目すべき点は、過去に実施された改善プログラムの成功事例です。特に「デュアルディスプレイ」の導入は、10年以上前から行われており、現在では全店舗での実施に至っています。これにより、事務作業にかかる時間が大幅に短縮され、業務効率が20%も改善されました。
また、「消耗品単価見える化」の取り組みも成功を収めました。一部店舗で導入したことにより、消耗品費が30%以上削減され、その後全店舗に広がりました。「もったいないをビジネスにする」というスローガンが浸透し、SDGsの視点からも重要な取り組みとして評価されています。
会社概要
株式会社プリマベーラは1998年に設立され、群馬県太田市に本社を置く企業です。現在、339名の従業員が在籍し、本、DVD、古着、貴金属、ブランドバッグ、酒、美容師ハサミの買取・販売など多彩な事業を展開しています。また、中小企業の経営コンサルティング部門を含む17業態を運営しており、いますます多様化する市場ニーズに応えています。
詳細は公式ウェブサイト(https://team-prima.jp/)をご覧ください。