大崎・五反田再開発
2025-01-23 11:48:38

大崎・五反田エリアに誕生する新たな住宅・公園複合施設「大崎リバーウォークガーデン」

大崎・五反田エリアの新しい風景「大崎リバーウォークガーデン」



東京都品川区に位置する大崎・五反田エリアが、近年の再開発により新たな顔を見せます。東急不動産株式会社が参画する「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」において、街区名称が「大崎リバーウォークガーデン」に決定したことが発表されました。これは、東京の中心部において生活と職場が一体となった地域の活性化を目指すプロジェクトとして注目されています。

再開発事業は、大崎駅と五反田駅の間に広がる約1.6ヘクタールのエリアを整備するもので、住宅棟や業務棟、さらには公園も含まれた複合的な施設が建設されます。周辺地域では公園や広場といったオープンスペースの整備が進められており、この新たな街区が地域全体をさらに一体化させる役割を担うことが期待されています。

このプロジェクトの特長は、地域の象徴とも言える目黒川に面した公園の整備です。リバーウォークガーデンでは、親水空間の創出を通じて、地域住民や訪問者が自然と触れ合い、リラックスできる環境が整えられます。

新たな価値を生み出すコンセプト「ボーダレススタイル」



「大崎リバーウォークガーデン」という名称には、目黒川沿いに広がる遊歩道を、豊かな自然とともに利用し、様々なライフスタイルがつながる場所であってほしいという想いが込められています。開発のコンセプトである「ボーダレススタイル」は、住まいと働く場所、さらには公益施設が融合することで、新しい価値を生み出すプロジェクトを象徴しています。

さらに、環境にも優しい取り組みが行われており、米国の環境認証制度「SITES」のプレ認証も取得しています。この認証は、ランドスケープのサステナビリティを評価するもので、外構全体での雨水流出量の抑制や地域防災への寄与にも力を入れています。

ランドスケープ計画と憩いの場の創出



本事業の一環として、目黒川に沿った遊歩道に3つの広場を設け、住民や来街者の憩いの場を提供します。屋外ワークスペースや菜園プログラムなど、地域内での交流も生まれる設計になっています。また、環境問題に対する教育活動も行われ、次世代に向けた意識向上を図っています。

今後は、地域の住民や子供たちを対象にした環境共生ツアーも planned されており、地域自身が取り組む環境保全への意識を高めるための機会ともなるでしょう。

建築デザインと職人技



このプロジェクトの設計には、アール・アイ・エーが基本設計を、竹中工務店が施工を担当。また、東京の国際的な建築設計事務所であるホシノアーキテクツが建物のメインデザインを手がけています。コンセプトである「Fountain Towers」が示すように、目黒川の自然環境を意識したデザインが特徴で、周辺に一体感をもたらします。

未来を見据えた「GROUP VISION 2030」



東急不動産は、2021年に発表した長期ビジョン「GROUP VISION 2030」に基づき、環境経営とデジタルトランスフォーメーション(DX)を全社的に推進しています。このプロジェクトを通じて、多様な価値を生み出し、持続可能な社会の実現に貢献する姿勢が強く打ち出されています。

今後も、大崎・五反田エリアは持続可能な地域づくりを目指した手法を活用して新たな時代を切り拓いていくでしょう。「大崎リバーウォークガーデン」がどのように地域の活性化に寄与していくのか、今後の展開に期待が高まります。


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会社情報

会社名
東急不動産株式会社
住所
東京都渋谷区道玄坂1-21-1渋谷ソラスタ
電話番号
03-6455-1121

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