「女性リーダーシップ」を育む出張授業が全国中学校へ展開
少子化と国際化が進む現代、私たちの社会は、多様な文化や価値観が共存する時代を迎えている。若者たちに求められる力は、国際的な視野を持ち、他者と協力して学び合う能力だ。この背景のもと、渋谷女子インターナショナルスクール(通称:渋女)が、全国の中学校向けに新たな出張授業をスタートさせることが発表された。
新しい教育の形:未来を考える出張授業
この出張授業は、2025年10月11日に開催される「国際ガールズデー」に合わせて開始され、特に中学生が自身の未来を考えるきっかけを提供することを目的としている。女性のリーダーシップや、生きる力を育む内容がテーマになっており、特に生徒会や委員会のリーダーとなる女性の割合が少ない学校が参加することを期待されている。この機会を通じて、教育の場でのジェンダー平等を推進していく。
学ぶ力を育成する革新的なアプローチ
渋女の特徴として、英会話、動画、SNSを使った学びが挙げられる。この出張授業では単なる教科書の内容を超え、実際に外国人講師や海外の学生とのコミュニケーションを通じて、伝える力や自分を表現する力を体得することができる。またSNSや動画の活用を通じて、自分の想いや意見を社会に発信する力も養われる。このような教育こそが、デジタル化が進む今、最も重要とされる「生きる力」だ。
プロジェクトの詳細と特典
1. プロジェクト概要
- - 期間: 2025年10月〜2026年2月末
- - 対象: 全国の中学校(公立・私立問わず)
- - 講師: 渋谷女子インターナショナルスクール 校長 赤荻 瞳
- - 実施形態: 訪問
出張授業を受けた中学生たちの感想や授業の様子は、3月8日の「国際女性の日」に合わせて特集として公開される予定だ。
2. 講義テーマ
校長の赤荻瞳が以下の2つのテーマをもとに講義を実施する。
- - 女性リーダーシップの作り方: 社会で活躍するための心構えや生徒会、部活動でリーダーシップを発揮する勇気を育む具体的な方法
- - 十代のSNS/動画との向き合い方: SNSのメリットとデメリットを理解し、自分の想いを発信するための効果的な方法について学ぶ。
3. 限定特典
プロジェクトのスタートを記念し、先着5校には講師の交通費実費のみで出張授業を実施する特典が用意されている。このチャンスを逃さないよう、ぜひ応募してほしい。
教育の未来を切り拓くメッセージ
赤荻校長は、「今の時代、世界とつながることは容易になったが、それを生かすには勇気が必要」と語る。「自分の想いを形にし、挑戦できる女性を増やしたい」というビジョンが、今回の出張授業プロジェクトの根底にある。学びを通じて、自分の未来を自らデザインする力を育てることが、渋谷女子インターナショナルスクールの教育モデルなのだ。
国際ガールズデーとは?
国際ガールズデーは、女の子の権利やエンパワーメントを促進する日で、毎年10月11日に行われる。国連によって定められ、多くの国で多様なイベントが開催されている。今年は、「PLAN GIRLS MOVEMENT 2025」というイベントも行われ、高名なゲストを迎えたトークショーが実施された。
渋谷女子インターナショナルスクールについて
渋谷女子インターナショナルスクールは、全日制の通信制サポート校で、英会話や動画制作、SNS運用などの次世代に必要なスキルを体系的に学ぶことができる教育機関だ。卒業後は大学や専門学校への進学、さまざまな業界へ就職など多様な道が開かれている。教育を通じて、学生たちが自らの未来を切り開く力を育むことが新たな教育モデルとなっている。
公式SNS
学校概要
- - 開校: 2023年4月
- - 住所: 東京都渋谷区渋谷2丁目7-8 タカデン青山ビル3F
- - TEL: 03-6820-2174
- - 公式サイト: こちらから
このプロジェクトは、学生たちが未来に向けた一歩を踏み出すための重要なステップとなることを願っている。