Datadogが日本1位
2025-08-12 14:23:58

Datadog、国内の運用管理市場で34.7%のシェアを獲得

Datadog、国内シェア1位―運用管理市場での成功の背景



クラウドアプリケーション向けのオブザーバビリティとセキュリティを統合したプラットフォームを提供するDatadogが、運用管理及びオブザーバビリティ市場で2024年度に34.7%のシェアを獲得し、日本国内における1位の地位を確立しました。この情報は、株式会社富士キメラ総研による「ソフトウェアビジネス新市場 2025年版」の調査結果に基づいています。

市場拡大の要因



富士キメラ総研の調査によれば、運用管理及びオブザーバビリティ市場規模は2024年度に946億円に達し、その成長を牽引しているのはオブザーバビリティツールの利用拡大です。ハイブリッドクラウドの浸透に伴い、IT運用が複雑化している背景があります。特に、システム障害の予兆検知や問題解決の自動化を目的としたツールへの需要が高まっています。これにより、データ管理やアプリケーションのパフォーマンス向上が急務となっています。今後もクラウド技術の普及が進むことで、さらなる市場拡大が見込まれています。

Datadogのプラットフォーム



DatadogのSaaSプラットフォームは、幅広い機能を持ちます。インフラストラクチャの監視やアプリケーションパフォーマンスの監視、ログ管理、さらにはリアルユーザー監視など、多くのデータをリアルタイムで統合し、お客様に視覚化された形で提供します。これにより、テクノロジースタック全体が俯瞰でき、セキュリティも強化されるのです。

CEOのコメント



Datadog Japan合同会社の社長である正井拓己氏は、「国内シェア1位という結果は、当社の製品開発と技術革新の成果であり、日本市場へのコミットメントが評価された証です」とコメントしました。また、2018年の日本進出以来、順調に事業を拡大させてきた実績も述べ、2023年には国内にデータセンターを開設し、顧客のコンプライアンス要件にも対応したと報告しています。現在、約2,000社に製品を導入し、パートナーとのエコシステム拡充にも努めています。

新製品の発表



2025年の東京で開催された年次カンファレンス「DASH」では、Datadogが125以上の新機能や製品を発表しました。この中には、LLM Observability、AIエージェント、そしてセキュリティおよびログ管理分野の新製品が含まれており、現代のデータ環境におけるニーズに応えるために多様な機能が用意されています。

Datadogは今後も日本市場において、特にオブザーバビリティやセキュリティ分野での機能強化を図りつつ、AI関連の機能を積極的に提案していく方針です。

まとめ



現在、Datadogは全世界で約31,400社の顧客を支援しており、その活動は各業界でのデジタルトランスフォーメーションやクラウド移行を促進しています。市場競争が激化する中で、Datadogの技術革新とサービスの向上がどのように業界の進展に寄与するのか、今後の動向が非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
Datadog Japan合同会社
住所
東京都千代田区丸の内2丁目7−2JPタワー 19F
電話番号

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