オクトーバー・ビッグ・デーとは?
毎年10月11日は「オクトーバー・ビッグ・デー」として、世界中で同時に行われる野鳥観察の日です。これはコーネル大学鳥類学研究室が運営する市民科学プロジェクト「eBird」の一環として、全てのバードウォッチャーが参加し、自ら観察した野鳥を記録するイベントです。日本でも(公財)日本野鳥の会が協力しており、国内のバードウォッチング愛好者たちがこの日に集まります。
双眼鏡プレゼントキャンペーン
オクトーバー・ビッグ・デーを記念して、日本野鳥の会は特別なキャンペーンを実施しています。このキャンペーンでは、1つのチェックリストに20種以上の野鳥を観察・記録した参加者を対象に、抽選でカールツァイス株式会社の「Victory Pocket」の双眼鏡がプレゼントされます。これは初心者から上級者まで楽しめるイベントです。
参加方法
オクトーバー・ビッグ・デーへの参加は簡単です!お気に入りの場所で自由な時間にバードウォッチングを行い、観察した鳥の情報を「eBirdモバイル」または「eBirdウェブサイト」から投稿します。観察した種名が不明な場合は、アプリ「Merlin野鳥識別」を活用することができます。また、初めて使う方には、「eBird/Merlin 設定と基本操作ガイド」が用意されています。
eBirdへの投稿方法
- - eBirdモバイルからの投稿方法は、アプリ内の説明を参照。
- - eBirdウェブサイトからも簡単に投稿できます。
エントリーの詳細
双眼鏡を応募するには、以下の条件を満たす必要があります。
- - 対象: 1つのチェックリストで20種以上の野鳥を観察した個人(日本在住者)。
- - 賞品: 双眼鏡「Victory Pocket」(8倍または10倍)
- - エントリー受付期間: 10月11日(土)から10月20日(月)までの10日間。
エントリー手順
エントリーを希望される方は、指定の申込フォームに必要事項を記入して送信します。具体的には、氏名、メールアドレス、電話番号、チェックリストのリンク、eBirdに表示される名前を入力します。応募に関する個人情報は、キャンペーン運営のためのみに使用されます。
オクトーバー・ビッグ・デーの魅力
当日、オクトーバー・ビッグ・デーの公式サイトでは、リアルタイムで世界中のどの鳥が観察されているのかが確認できます。2024年には、201カ国から約748,000人が参加し、7,849種が記録されました。日本国内で確認された種類も215種に上ります。これらの観察データは、鳥類の分布や個体数に関する研究に役立てられます。
eBirdとは
eBirdは、コーネル大学鳥類学研究室が開発した、市民参加型の科学研究プロジェクトです。誰でも参加できるこのシステムでは、世界各地のバードウォッチャーが自身の観察記録をオンラインで共有します。これにより、鳥類の研究や保護活動に寄与することができます。日本語版も存在し、日本国内での利用者も増加しています。
日本野鳥の会について
日本野鳥の会は、野鳥保護を目的とした公益財団法人です。会員数は約5万人を超え、様々な活動を展開しています。詳細は公式ウェブサイトでご確認ください。参加して、双眼鏡を手にしながら新しい野鳥の世界を探索してみましょう!