電子書籍サービスに関する最新アンケート調査結果
株式会社イードが展開する情報メディア「LiPro(エンタメ)」において、電子書籍サービスについてのアンケート調査が実施されました。2024年7月8日から8月1日までの期間に、10代から60代の男女200名が対象となり、さまざまな質問が投げかけられました。この調査の主な結果についてご紹介します。
利用されている電子書籍サービス
調査によると、最も多く利用されている電子書籍サービスは「Kindle Unlimited」で、回答者の18.8%が利用しているとのことです。続いて「コミックシーモア」が16.3%、「ピッコマ」が11.1%と続いており、所有する作品数を重視する傾向が見られます。特に「Kindle Unlimited」は、Amazonのサービスとして人気があり、月額980円で様々なタイトルを読み放題とする点が非常に魅力的です。
月々の課金額について
今回の調査では、月々の課金額は「501円〜1,000円」が最も多く、全体の35%を占めています。これは、先述の「Kindle Unlimited」の月額料金に相当し、手頃な価格帯で楽しむユーザーが多いことを示しています。次に多かったのは「1円〜500円」が23%、「1,001円〜1,500円」が19.5%と続いています。こうしたデータから、多くの人が利用する電子書籍サービスの価格設定が低めであることも分かります。
利用期間の長さ
また、電子書籍サービスを利用している期間については、「3年以上」が45.5%を占めており、非常に長い間、同じサービスを利用するユーザーが多数存在することが明らかになりました。これは、電子書籍サービスの利便性と安定性に対するユーザーの評価を示していると言えます。次に「1年以上〜2年未満」が19%、「半年以上〜1年未満」が17%と続いており、満足度の高いサービスが多くあることが伺えます。
利用理由の分析
ユーザーが電子書籍サービスを利用し続ける理由としては、「取り扱っている作品が多い」という回答が最も多く、全体の28.1%を占めました。このほかにも「ポイントが利用できる」という理由が16.4%、「サイトやアプリが使いやすい」が15.3%と上位にランクインしています。意外にも「料金が安い」と回答したのは10%に過ぎず、金銭的な要素よりもコンテンツの豊富さが重要視されている様子が浮かび上がります。
総合的な満足度
最後に、電子書籍サービスに対する満足度について調査したところ、最も多くの回答者が「まぁ満足」と回答したのは66.5%で、次に「大満足」が24.5%、そして「普通」が9%と続きます。全体で91%が何らかの形で「満足」と感じていることから、多くのユーザーが自身に合ったサービスを見つけている証拠と言えるでしょう。また、興味深いことに、不満を持っているユーザーは一人もおらず、選ばれているサービスの質の高さを示しています。
まとめ
以上の結果から、電子書籍サービスは多くの人々に利用され続け、常に進化を遂げていることが伺えます。さまざまなサービスが存在する中で、自身のライフスタイルに合ったものを見つけているユーザーが多いことは、今後のサービスの展開にも影響を与えることでしょう。今回の調査結果は、LiProの情報サイトにて詳細が掲載されているので、ぜひご覧ください。
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