700億円突破の支払い.com
2024-09-09 14:01:18

UPSIDERとクレディセゾンが共に生み出した「支払い.com」が700億円を突破

支払い.comの成功と中小企業への影響



株式会社UPSIDERとクレディセゾンが共同運営する請求書カード払いサービス「支払い.com」が、2024年8月の時点で累計決済額700億円を突破しました。この驚異的な成長は、中小企業の競争力を強化する新たな金融プラットフォームの構築を目指したUPSIDERによるものです。

「支払い.com」は、個人事業主や法人企業を対象としたサービスで、企業間取引においてユーザーのクレジットカードを利用して銀行振込の支払いを行える仕組みを提供しています。これにより、ユーザーは資金繰りを改善し、ビジネスに注力できる環境を整えることができます。

中小企業の重要性と課題



日本における中小企業は、全企業の99.7%を占め、約70%の雇用を生み出しています。しかし、こうした企業はデジタル化の遅れや業績の悪化、生産性の低迷といった課題に直面しています。このような現状を踏まえ、UPSIDERは2022年2月に「支払い.com」の提供を開始しました。

「支払い.com」の導入からわずか2年半で700億円という累計決済額は、実に前年同期比1700%の驚異的な成長を遂げています。ユーザー数は18倍以上に増加し、多くの中小企業に愛用されるサービスとなりました。

決済のキャッシュレス化の現状



経済産業省が掲げるキャッシュレス決済比率の向上を受け、企業間決済における金銭の流れにも変革が求められています。しかし、アメリカン・エキスプレスの調査によると、企業間決済で未だ銀行振込が94.1%を占める現実があります。特に建設業や小売業では、入金が数ヶ月遅れることが多く、その間の資金繰りが企業の命運を握ります。

「支払い.com」はその課題を解決するために、ユーザーが持つクレジットカードでの決済を可能とし、最長60日間まで支払いを延長できる機能を持っています。これにより、運転資金を圧縮し、より少ない手元資金での事業運営が可能になります。

導入による実績と変化



「支払い.com」の導入によって多くの企業が資金繰りの改善を実感しています。例えば、長浜工作所の代表は、モノの仕入れや人件費の支払いが先行しても、支払い.comがあれば新たな案件を受注しやすくなり、安定した経営が可能だと語っています。また、サンクワークの代表も、自社のクレジットカードの与信枠を活用できるため、審査もなくスピーディーに利用できる点に魅力を感じていると述べています。

今後の展望



UPSIDERは今後、「支払い.com」を中小企業向けの総合金融サービスとして拡大していく方針です。新たな資金調達方法やAI技術の活用により、企業が抱えるお金に関する課題解決を目指しています。UPSIDERを通じて生まれる新たなビジネスチャンスに注目が集まり、金融業界の未来が明るく散見されます。

まとめ



「支払い.com」は、中小企業が直面する多様な課題に立ち向かうための強力なツールです。今後もその成長を見守りつつ、多くの企業が支払い.comを通じて新たな挑戦を楽しめることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社UPSIDER
住所
東京都港区六本木7丁目15−7 新六本木ビル
電話番号

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