2025年日本で盛大に祝うセント・パトリックス・デーの魅力とスケジュール

2025年日本で盛大に祝うセント・パトリックス・デーの魅力

2025年3月に、日本各地で祝われるセント・パトリックス・デーは、アイルランドのナショナルデーであり、世界中で広がる伝統的な祝祭です。3月17日、聖パトリックにちなんで制定されたこの日、日本でも数々のイベントが行われる予定です。駐日アイルランド大使であるデミアン・コール氏が、今年のセント・パトリックス・デー関連イベントを発表したことから、日本でもより一層盛り上がることが期待されます。

セント・パトリックス・デーとは？

セント・パトリックス・デーは、5世紀にアイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックを称える日です。アイルランドでは1200年以上にわたり祝われ、アメリカでも260年以上の歴史があります。日本では1992年に初めて東京でセントパトリックスデーパレードが行われ、大盛況を収めたことで、これ以降、毎年開催されるようになりました。

2025年のイベントスケジュール

2025年も多くのイベントが予定されており、東京・表参道では3月16日（日）13時から「第30回セントパトリックスデーパレード東京」が開催されます。このパレードはアジアで最も長い歴史を持ち、最大規模を誇ります。

さらに、3月15日には横浜元町でもパレードやさまざまなアイルランドをテーマにしたイベントが行われ、観客を楽しませるでしょう。関西や九州など、全国各地でも数多くのイベントが同時期に実施予定です。

- 3月1日京都: セントパトリックスデーパレード
- 3月2日岡山: セント・パトリックス・デーパレード
- 3月8日熊本: 第19回セント・パトリックス・デイ・パレード
- 3月9日松江: アイリッシュ・フェスティバル
- 3月20日大阪: アイルランドフェスティバル

これに加えて、全国25のパレードやイベント、さらに15以上のグリーニング（象徴的な建物のグリーンライトアップ）が予定されています。

アイルランド政府の参加

今年のセント・パトリックス・デーには、アイルランド子ども・平等・障がい・統合・青少年省のヒルデガード・ノクトン大臣が来日します。大臣の訪問は、アイルランドのナショナルデーを記念する活動の一環で、両国の強い結びつきを再確認する良い機会です。大使は、イベント参加者に緑色の服装を促し、家族や友人を誘って当日の盛り上がりを共有することを呼びかけています。

2025年が特別な年

2025年は、アイルランドと日本の関係において記念すべき年となります。東京・四谷に新しい大使館庁舎「アイルランドハウス東京」がオープンし、アイルランドが魅力的な場所であることを広く知らせる機会となります。また、EXPO 2025大阪・関西万博でもアイルランドパビリオンが設けられる予定で、国際的な認知度を一層高めることが期待されています。
このように、セント・パトリックス・デーを通じて日本とアイルランドの文化交流が一層深まることが期待されます。今年も多くの参加者が様々なイベントで楽しみ、文化の魅力を感じられることでしょう。