ファルモと東邦ホールディングスが業務提携を発表、地域医療の未来を考える
医療の未来を創造する新たな提携
株式会社ファルモと東邦ホールディングス株式会社が新たに業務提携を締結しました。この提携は、地域医療が抱える数多くの課題に対しての取り組みを強化することを目的としています。ファルモは、調剤情報ハブシステム「ファルモクラウド」を運営しており、全国の調剤薬局が主体的に医療に取り組むためのICT事業を展開中です。
一方、東邦ホールディングスは、医療、健康、介護の分野で様々な業務を手掛ける企業集団で、「全ては健康を願う人々のために」をスローガンに掲げています。医薬品卸売や調剤薬局など多岐にわたる業務を遂行し、地域の医療連携や在宅医療、介護の推進にも力を入れています。
提携の目的と期待される成果
この業務提携を通じて、ファルモのEveryシリーズを活用し、東邦ホールディングスの在庫管理システムへ機能を提供する計画です。また、ファルモの提供するICTソリューションを通じて、東邦ホールディングスが進めるデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援することになります。これにより、地域医療システムの機能強化や顧客支援サービスの進化が期待されています。
ファルモは、「ファルモクラウド」を含む複数の医療プラットフォームを提供しており、電子お薬手帳やOEM(相手先ブランド名製品)提供などを通じて、調剤薬局と他の事業者やサービスとのシームレスな連携を促進しています。Everyシリーズはこれらの複合的なシステムを導入し、地域医療の最適化を図っています。
東邦ホールディングスの概要
設立は1948年、所在地は東京都世田谷区に本社を置く東邦ホールディングス。医薬品卸売、調剤薬局事業、及び医薬品製造販売事業を行い、資本金も106億49百万円と安定した経営基盤を持っています。代表取締役の枝廣弘巳氏は、医療界におけるDX推進をリードする存在として期待されています。
地域医療への影響
この業務提携によって、両社の能力を最大限に引き出し、地域医療の質を向上させ、一般的な医療サービスの向上を図ることが可能となります。特に、地域患者や医療機関に対しても、より効率的で的確なサポートを提供できるようになることでしょう。
今後も地域医療の現場で直面している具体的な課題に共に取り組み、解決策を提供していくことが求められます。ファルモと東邦ホールディングスの新たな提携が、地域社会にどのような影響を与えるか、大いに期待されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社ファルモ
- 住所
- 新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティ52階
- 電話番号
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03-5333-0553