2024年8月8日、デジタルハリウッド大学にて、アニメーション界で多大な実績を誇る菱田正和氏の特任教授就任を祝う公開講座が開催されます。このイベントは一般の方も参加できるもので、アニメ制作について深い知識を得る絶好の機会となります。
菱田正和氏は、法政大学経済学部を卒業後、(株)サンライズに入社し、アニメ制作の基礎を現場で身につけてきました。代表作には、『∀ガンダム』における演出助手の経験や、『犬夜叉』での絵コンテ及び演出を経た後、フリーへと転身し、数々の成功を収めました。初監督作となった『陰陽大戦記』から始まり、『ヤッターマン』や『キング・オブ・プリズム』シリーズなど、多岐にわたって監督を務めています。これまでのキャリアを振り返りながら、菱田氏はアニメーション監督として求められる能力や心構えについて講演します。
公開講座では、菱田氏が手がけた作品の制作工程や、アニメーション監督としてのスキルについての深い洞察が語られます。特に、アニメーション制作が進化する現代において、どのような能力が必要とされるのか、具体的な学び方も解説される予定です。アニメ制作に興味のある方、あるいは将来のキャリアとして目指す人々にとって、貴重な情報が得られると共に、直接的な質問を受け付ける時間も設けられるため、参加者は菱田氏との対話を通じて多くの知見を得ることができるでしょう。
この公開講座は、12:40から14:10まで行われ、会場はデジタルハリウッド大学・駿河台キャンパスです。御茶ノ水駅から徒歩1分というアクセスの良さも魅力です。定員は100名で、事前予約が必要ですが、参加は無料です。申し込みは専用のURLから受け付けていますので、早めにエントリーすることをお勧めします。
デジタルハリウッド大学は、2005年に設立され、デジタルコンテンツやコミュニケーションを主に学ぶ場所として人気を集めています。グローバルな視点を持った人材を育成するために、外国語教育や留学制度も充実しており、ますます多様性を増すキャンパス環境が魅力です。菱田氏の就任により、同大学は更なる発展が期待されます。これを機に、より多くの学生がアニメ制作の魅力に触れることができることを願ってやみません。皆さんの参加をお待ちしています。