日本の伝統工芸と現代アートが息づく蒔絵万年筆
日本の美である「蒔絵(まきえ)」に新たな息吹が吹き込まれました。伝統的な工芸技術と現代アートを融合させた、アーティスト大河紀(Nori Okawa)デザインの蒔絵万年筆とペンケースが、クラウドファンディングを通じてお披露目されます。このクラウドファンディングは、2024年7月25日から8月30日まで行われ、一般販売に先駆けたお得なリターンも用意されています。
蒔絵の魅力とその歴史
蒔絵とは、漆器の表面に漆で絵や模様を施し、その上から金や銀の粉を蒔くことで仕上げる、日本独自の伝統的な工芸技法です。その歴史は奈良時代にさかのぼり、日本の美意識を体現しています。今回のプロジェクトでは、この伝統的な手法を活かしつつ、現代的なデザインを取り入れたアイテムが誕生しました。
アーティスト大河紀のデザイン
大河紀は、国内外で多くのプロジェクトに参加し、特にその独自の表現力で注目されています。デザインされた「Lovely droppings world 02」は、蒔絵万年筆に新しい視点をもたらし、現代アートと伝統技法の融合を象徴しています。大河自身もこのプロジェクトに対して熱意を抱いており、蒔絵の繊細さと美しさを体験できることに大いに期待しています。
スーパーアップサイクルの取り組み
この蒔絵万年筆は、廃棄される運命にあった古い万年筆をアップグレードする形で生まれました。株式会社ikiriは、「スーパーアップサイクル」という概念のもと、古いモノに新たな価値を吹き込むことを目指しています。デザインやアイデアを通じて、新たな命を与えることで、日本の伝統工芸を守り、さらにその素晴らしさを世界に広めることを使命としています。
限定製品の詳細
蒔絵万年筆は、中古のモンブラン マイスターシュテュック146を使用し、手作業で蒔絵が施されています。制作本数は限定30本で、特別なオリジナル桐箱に入れてお届けします。また、アート蒔絵ペンケースも製作されており、太めの万年筆や鉛筆をしっかり収納することが可能です。デザインはかわいらしい円柱型で、持ち運びにも便利。両方とも、長く使えるように工夫されています。
ikiri株式会社について
株式会社ikiriは、日本の伝統工芸と現代アートに新たな命を吹き込み、持続可能な製品を生み出すことを目指しています。設立は2024年1月で、今後も様々なアーティストや職人とのコラボレーションを通じて、ユニークな商品を展開していく予定です。このプロジェクトはその第一弾であり、今後ますます多くの人々に日本の伝統の魅力を伝えていくことでしょう。日本独自の美を享受しながら、さらに未来に繋がる商品を通じて、革新と伝統の融合を体感してください。