AI顔認証で本人確認
2021-03-26 12:00:10

NTTドコモがAI顔認証を活用した本人確認システムを導入

NTTドコモが新しいデジタル本人確認を導入



NTTドコモは、オンライン契約をスムーズかつ安全に進めるために、AIを活用した新しい本人確認システム「LIQUID eKYC」を、新料金プラン「ahamo」に導入しました。この新システムは、顔認証技術や先進的なデジタル手法を駆使して、オンラインでの本人確認のプロセスを大幅に簡素化します。

従来、携帯電話の契約手続きでは、運転免許証などの本人確認書類をアップロードした後、商品が本人に手渡される必要があり、手続きには時間がかかっていました。しかし、今後は「LIQUID eKYC」を利用することで、カメラ付きのスマートフォンまたはパソコンを使用して、本人確認書類と自身の顔を撮影するだけで、迅速かつセキュアに確認を完了させることができます。これにより、ユーザーは契約の際にかかる時間を劇的に短縮できるでしょう。

LIQUID eKYCの導入の背景



「LIQUID eKYC」は、携帯電話不正利用防止法施行規則に則り、オンラインで本人確認を完結することを可能にするeKYC(electronic Know Your Customer)に対応しています。特に、デジタル社会の進展に伴い、セキュリティの確保と利便性が両立した新しいサービスが求められている中で、このシステムの導入に至りました。

例えば、金融機関や中古品商など、さまざまな業界での本人確認がオンライン化が進む中で、NTTドコモもその流れに乗り、ユーザーのニーズに応えています。さらに、「LIQUID eKYC」は、携帯電話契約時の確認にとどまらず、今後の広範な業界へ応用が期待されています。

LIQUID社の取り組み



「LIQUID」社は、生体認証技術を駆使して、全ての人が簡単に安全にサービスを利用できる社会の実現を目指しています。この企業は、携帯電話契約や金融取引、さらに中古品の買取、不動産取引などに対するオンラインでの本人確認を支援し、利便性とセキュリティの両方を向上させるサービスを展開しています。

LIQUID eKYCの特長



「LIQUID eKYC」は、数多くの導入事業者にとって、次のような特長を有しています。

1. 高い認証精度 - 独自のAI技術によって、低い離脱率(約3.0%)を実現。
2. 継続的な改善 - 共通プラットフォームを利用して、常にAIが学習し、技術を進化させます。
3. セキュリティの確保 - 特許技術による高セキュアな認証が可能です。
4. 導入のしやすさ - API連携が簡単で、最短3週間でスタートできます。
5. 不正検知サービス - 他業種間での不正を検出する「LIQUID Shield」を導入し、包括的な対策が可能です。
6. 統合認証プラットフォーム - 「LIQUID Auth」により、より強固なセキュリティを提供します。

このように、NTTドコモの「ahamo」は新たなデジタル時代のサービスとして、多くの利点が考えられ、市場に大きく影響を与えることでしょう。これからのオンライン契約手続きが、さらに便利になっていくことが期待されます。

会社情報

会社名
株式会社Liquid
住所
東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル2階
電話番号
03-4530-3002

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