赤ちゃんの頭の形を矯正する革命的なヘルメット、「ベビーバンド」が新たに7つの都道府県の医療機関に導入されることとなりました。これにより、栃木県、富山県、石川県、兵庫県、徳島県、福岡県、熊本県の赤ちゃんたちも、この日本製の治療が受けられるようになります。
「ベビーバンド」は、2022年7月に提供を開始し、今や全国で28都道府県以上、90以上の医療機関に導入されています。しかし、赤ちゃんの頭の形に関する悩みを持つ親たちにとって、相談できる医療機関がまだまだ少ないのが現状です。株式会社Berryは、赤ちゃんの頭の形に不安を持つ家族に対し、適切な治療を届けるための発展を目指して、さらなる製品やサービスの開発を行っています。
「ベビーバンド」の設計は、赤ちゃんとその家族が負担なく治療を受けられるように考えられています。また、医師も快適に治療を行えるよう配慮されています。このヘルメット治療は、赤ちゃんの月齢が小さい間におよそ6ヶ月にわたって行われるため、赤ちゃんとその家族、治療に関わる医師たちにとって、一定の負担が生じることもあります。
そのため、Berryは新生児科、小児科、脳神経外科の専門医からのアドバイスを受けながら、幅広い視点を集めてこのヘルメットを開発しました。
ベビーバンドの特徴
具体的には、ベビーバンドは使いやすさや赤ちゃんの快適さに重きを置いており、頭の形を正すためには良質な素材と工夫が詰まっています。使用することで、赤ちゃんは自然な成長を促す一助となり、その後の成長段階にとってもメリットがあります。
ヘルメット治療記録アプリ「babyband」
また、ヘルメット治療の効果を最大化するために、装着時間を記録するためのアプリも開発されています。この「ヘルメット治療記録アプリ-babyband」は、赤ちゃんの成長記録を3D画像で可視化できる機能があり、親にとって非常に便利なツールです。アプリは無料でダウンロードでき、手軽に利用可能です。
株式会社Berryについて
株式会社Berryは、医療機器を専門に製造販売する企業であり、「あらゆる人が必要な時に必要な医療が受けられる社会の実現」を目指しています。住環境に左右されることなく、全ての人々に最適な治療が提供される世の中を目指しているのです。3Dプリント技術とデータ解析技術を駆使して、従来の医療を進化させることに力を入れています。設立からの歴史は浅いものの、その活動は着実に広がりを見せています。
「ベビーバンド」のさらなる普及と、赤ちゃんへのより良い医療提供を期待したいところです。もしも赤ちゃんの頭の形に関して不安がある方は、ぜひ医療機関に相談してみてはいかがでしょうか。