Hour of Code日本上陸
2015-11-18 12:30:01

Hour of Code Japan 2015:子ども向けプログラミング教育が全国へ拡大

Hour of Code Japan 2015:未来のプログラマー育成に向けた取り組み



2015年12月、世界的な子ども向けプログラミング教育推進運動「Hour of Code」が日本に上陸しました。アメリカ発のこの運動は、Code.orgという非営利団体が主導し、世界中の子供たちにプログラミングの楽しさを伝えることを目的としています。

この運動には、オバマ前大統領や、マーク・ザッカーバーグ氏、ビル・ゲイツ氏といった著名人も賛同しており、その影響力は計り知れません。

日本では、一般社団法人みんなのコードがCode.orgの日本国内認定パートナーとして、イベントを展開。12月5日には、東京渋谷で「Hour of Code Japan 2015オープニング」が開催されました。

オープニングイベントの様子



このイベントには、リクルートテクノロジーズ、ラクスル、CA Tech Kidsなど、12社ものIT企業が協力。現役エンジニアたちが講師となり、小学生約50人を対象に3時間にわたるワークショップを実施しました。

ワークショップでは、プログラミングの基礎を学ぶだけでなく、ITが社会でどのように活用されているのかを学ぶ機会も提供。エンジニアと直接触れ合うことで、子供たちはITへの興味をさらに深めることができたはずです。

全国規模でのワークショップ開催



オープニングイベントに続き、全国各地の学校や企業、地域団体でもワークショップが開催されました。みんなのコードは、これらのワークショップ開催をサポート。人員の派遣や指導方法のアドバイスなど、多岐にわたる支援を行いました。

青山学院初等部や杉並区立大宮小学校といった小学校から、鎌倉学園中学校・高等学校や鴎友学園女子中学高等学校といった中高まで、幅広い教育機関が参加。約70件のワークショップで、2,000人以上の子どもたちがプログラミングを体験しました。

魅力的な学習教材



Hour of Codeでは、ディズニーなどの企業が協力して制作された教材が利用されています。「アナと雪の女王」や「スターウォーズ」、「アングリーバード」といった人気キャラクターが登場する教材は、子供たちの学習意欲を高めます。

教材は、文字をタイピングするのではなく、プログラムの命令ブロックを組み合わせることでプログラミングを学習できるよう設計されています。ゲーム感覚でプログラミングの基礎を学べるため、子供たちは楽しみながらプログラミングの基礎を理解することができるでしょう。

未来への投資



Hour of Codeは、単なるプログラミング教育イベントではありません。未来を担う子供たちに、創造性と論理的思考力を養わせるための重要な取り組みです。IT業界の支援と、教育機関の協力を得て、日本でもこの運動が大きく広がり、将来のIT人材育成に貢献することを期待しています。

この取り組みが、日本の未来を明るく照らしてくれることを願ってやみません。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人みんなのコード
住所
神奈川県横浜市神奈川区金港町7-3金港ビル7階
電話番号
03-4595-0150

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