30周年を迎えたDAZZLEの挑戦
ダンスカンパニーDAZZLEが、結成30周年を迎えるこの特別な年、代表作である『花ト囮(はなとおとり)』を再構築することを決定しました。 2026年7月2日から12日まで、池袋あうるすぽっとで行われるこの公演は、タイトルを「花ト囮 - 露 -」HANA to OTORI - arawa - とし、特別な舞台体験が提供されます。
再演の背景
『花ト囮』は2009年に初めて上演され、以来何度も再演を重ねてきました。その中で、ルーマニアで開催されるシビウ国際演劇祭への招待も受けるなど、国内外で高く評価されてきました。物語は「狐の嫁入り」といった日本の幻想的なシーンからインスパイアを受け、兄弟の絆や運命を描いています。この作品は、舞台上でのダンスを通じて、障子や和傘といった日本的なモチーフが独自の詩的な空間を創造しています。
新しい試み
今回の再構築では、作品の本質的な部分はそのままに、新たな演出や構成が行われます。イマーシブシアターの分野で注目を集める中、DAZZLEは引き続き舞台創作に力を入れており、2025年の大阪・関西万博では多様なバックグラウンドを持つダンサーたちと共に新しい舞台「Breakthrough Journey」を上演予定です。このような経験を通じて、現在のDAZZLEだからこそ表現できる『花ト囮』が誕生すると言えるでしょう。
観客の期待
最後の上演から12年経ったこの作品は、再び動き出します。観客は、夏の公演を通じて極上のアート体験を味わうことができるでしょう。記事の冒頭にもあるように、「――晴れているのに、降る雨は……」という言葉が、この新しい『花ト囮』のテーマを象徴しています。観客自身がその情景を体感し、新たな物語に触れることができるのです。
チケット情報
公演は全14回、池袋あうるすぽっとで行われます。チケットの先行販売は4月4日から行われ、一般発売は4月25日からとなっています。DAZZLE席、一般席、学生席と、さまざまな種類が用意されているため、ぜひこの機会に観劇してみてはいかがでしょうか。
この30th anniversaryの公演は、DAZZLEの新たな挑戦の象徴であり、アートの力を改めて感じさせてくれることでしょう。これからのダンスの可能性に期待しながら、劇場でその目撃者となることをお勧めします。