土間工事の適正価格
2026-07-14 11:27:24

モノリスコーポレーションが土間工事の標準労務費を公表

モノリスコーポレーション株式会社、土間工事の標準労務費を公表



東京都町田市に本社を構えるモノリスコーポレーション株式会社は、2023年7月1日に土間コンクリート仕上げ工事における「適正配置人数」および「適正価格」を発表しました。この発表は、2025年の建設業法改正を受け、現在建設業界が直面している様々な問題への対応として位置付けられています。

建設業界の変革期



建設業界は現在、大きな転換を迎えています。2024年4月からの時間外労働の上限規制や2025年の建設業法改正により、業界全体の取引慣行の健全化が求められています。この法改正は、担い手不足や長時間労働、資材高騰といった複合的な問題への対応を目指したものです。

特に夏季の酷暑期には、屋外作業の現場で50度を超えることもあり、熱中症による労働災害が多発しています。建設業の中でも土間コンクリート工事はとりわけリスクが高く、ファン付き作業服を着用するなどの個人の努力に頼るだけでは限界があります。以降は現場ごとの環境に応じた適正配置人数や休憩時間を確保することが必要です。

標準労務費の公表理由



モノリスコーポレーションが適正価格の公表に至った背景には、これまでの長年にわたり、元請けから下請けの間での商習慣や価格設定の不透明さがありました。特に土間屋などは「丸投げ」に近い形で仕事を受けることが多く、その結果、品質よりもコスト優先の風潮が強まり、業界の健全な発展が妨げられていました。

建設業法の改正により、すべての受注者において適正な労務費の確保が求められます。それに伴い、元請けから下請けまでの労務費に関する基準が設けられ、具体的には著しく低い労務費や原価割れ契約の禁止、工期ダンピングの禁止といった内容が含まれています。

透明性のある工事管理



モノリスコーポレーションは、国土交通省のガイドラインに則った適正価格の算出を通じて、土間コンクリート工事の可視化と透明性のある管理体制を実現しようとしています。適正価格や適正人数を示すことで、法改正に対する対応を図ることができ、今後の品質や安全確保にも寄与することが期待されています。

見積り時の責任



土間コンクリート工事においては、実際の作業が始まる前の見積もり段階から、その責任が確定します。特に夏季の屋外作業では、現場の温度が50度近くまで上昇するため、適切な配置人数や工法が求められます。これには元請けから下請けまでの協力が欠かせません。

適正な技能者配置と労務費



現在、土間工事における適正配置人数は、打設数量に基づく目安が設定されています。また、技能者の標準労務費も、地域による違いなどを考慮して算出されています。東京都の場合、左官工の職長レベルでの標準労務費は33,800円と定められています。

このように、モノリスコーポレーションは業界の透明化と労働環境の向上を目指し、適正価格の公表を行ったのです。会社としては、安易な価格競争ではなく、適正価格の維持を通じて技能者の待遇改善に繋がる商習慣の構築を視野に入れています。今後の業界の動向に期待がかかります。

会社情報

会社名
モノリスコーポレーション株式会社
住所
電話番号

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