廃漁網のリサイクルプロジェクトが下田海中水族館で展開
2026年7月5日、静岡県下田市の下田海中水族館において、株式会社リファインバースグループが主催する「廃漁網の回収とリサイクルプロジェクト」が行われました。このプロジェクトは、地域の持続可能な環境意識の向上を図るもので、今回で5回目を迎えます。
ゴーストギア問題の解決を目指して
海洋プラスチックごみが深刻化する中、放置される漁具は「ゴーストギア」と呼ばれ、海の生態系に悪影響を及ぼしています。この問題を受けて、リファインバースグループは使用済み漁網を回収し、高品質ナイロンペレット「REAMIDE®(リアミド)」として再生するという取り組みを行っています。今回のイベントでは、下田市で使用された漁網の回収と選別作業に、多くの地域住民や観光客が参加しました。
参加者の声とリサイクルの過程
参加者は21名で、漁網の適正処理に取り組む気持ちを持ちながら作業に励みました。参加者の中には「ちょうど昨日キンメダイをたくさん食べたので、この網で漁をしているのが実感できました」といった声もあり、プロジェクトの意義を感じながら作業を行う姿が印象的でした。
作業では、漁網に付着した金属部品の取り外しが必要で、例年以上に時間がかかりました。しかし、全員が集中して作業を進め、総重量15kgの漁網と約20kgの金具を回収することに成功しました。こうした回収活動が、次世代の「REAMIDE®」の材料となるのです。
ノベルティと地域のつながり
参加者には、下田海中水族館のカワウソ給餌体験用のエサ引換券や漁網から再生されたテープのりなどのノベルティが贈られ、地域のつながりを感じる瞬間もありました。
リファインバースグループの取り組み
リファインバースグループは、20年以上にわたって循環型社会の実現に向けた取り組みを進めてきました。タイルカーペットのリサイクルや、廃漁網、廃車エアバッグの再利用など、多岐にわたるプロジェクトを展開しています。これにより、廃棄素材に新しい価値を生み出し、サステナブルな社会を作る努力を続けています。
まとめ
下田海中水族館での「廃漁網の回収とリサイクルプロジェクト」は、多くの市民の参加を得て、未来に向けた環境問題の解決に寄与しています。地域の人々と観光客が一体となって、持続可能な社会に向けた意識を高めるこの活動は、今後も続けられることでしょう。参加者の皆さんに感謝し、次回のイベントにも期待が募ります。