リオ・ソリューション、全拠点でイタンジの不動産業務システムを導入

リオ・ソリューションとイタンジの連携

2022年5月に施行された改正宅地建物取引業法により、不動産業界は大きく様変わりしました。この法改正は、賃貸借や売買契約の非対面化を可能にし、書類の電子交付を実現したことで、賃貸業務の電子化が一層進むこととなりました。この背景を受けて、リオ・ソリューションはイタンジの不動産賃貸業務システムを全6拠点に導入することを決定しました。

リオ・ソリューションは、東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡の全ての拠点で以下のシステムを導入します。

- 内見予約受付システム「内見予約くん」
- 賃貸不動産の申込受付システム「申込受付くん」
- 物件確認電話の自動応答システム「ぶっかくん」
- 入居者管理システム「入居者管理くん」（11月導入予定）

この導入により、リオ・ソリューションが管理する賃貸不動産のプロセスが電子化され、業務の効率が飛躍的に向上します。具体的には、空室確認や内見予約の受付が自動化され、入居希望者がWeb上で入力した情報が仲介会社や保証会社にリアルタイムで連携する仕組みが整いました。この変革により、申込手続きや審査が著しく簡素化され、よりスムーズなサービスが提供されるようになります。11月には「入居者管理くん」の導入も控えており、これにより不動産取引におけるすべてのやり取りが一層効率的に行われることが期待されています。

内見予約システム「内見予約くん」

「内見予約くん」は、賃貸住宅の内見予約を24時間365日行えるシステムです。このシステムは、仲介会社の利用率が92.7%に達しており、内見予約を自動化することで業務の効率化を実現しています。また、不正業者の自動チェック機能も備えており、トラブルの発生を未然に防いでいます。入居希望者にとっては、迅速かつ効率的に部屋の内見が可能になるため、利便性が大きく向上します。

申込受付システム「申込受付くん」

「申込受付くん」は、Web上での申込み手続きを効率化するシステムです。このシステムも仲介会社の利用率が93.2%にのぼり、年間約107万件の電子入居申込が行われています。賃貸不動産管理会社、仲介会社、保証会社などとの連携により、申込から審査までのプロセスが迅速に進行します。

入居中業務管理システム「入居者管理くん」

「入居者管理くん」は、マイページ機能を通じて入居者とのコミュニケーションを円滑にします。解約申請や帳票作成がオンラインで行え、手続きの進捗状況を関係者にリアルタイムで共有することが可能です。このシステムにより、入居者とのスムーズなやり取りが実現します。

物件確認システム「ぶっかくん」

「ぶっかくん」は、賃貸不動産仲介会社への自動応答システムです。空室状況や内見方法の問い合わせに24時間対応し、業務の効率化を図ります。定休日や営業時間外でも機会損失を防ぐため、情報提供を行います。

まとめ

リオ・ソリューションの取り組みは、賃貸業務の電子化を推進し、業界全体に変革をもたらすものです。イタンジが提供するテクノロジーを活用することで、入居者や業者にとって利便性の高いサービスが実現し、不動産業界のデジタルトランスフォーメーションが加速することでしょう。これは、今後の賃貸市場における新たなスタンダードとなるでしょう。

本件に関する問い合わせは、リオ・ソリューションまでご連絡ください。公式ウェブサイト：リオ・ソリューション