日本のNGOが受賞
2024-12-23 14:48:35

平和構築に注力する日本のNGOが国際的な賞を受賞

日本のNGOが国際的な表彰を受ける



日本のNPO法人であるアクセプト・インターナショナルが、『地球倫理推進賞』及び『文部科学大臣賞』を受賞した。この受賞は、彼らの持続可能な社会作りに向けた取り組みが評価された結果であり、特に国際活動部門での栄誉となっている。東京都中央区に本拠を置き、代表理事の永井陽右氏が指揮を執るこの団体は、教育や啓発を通じて、武装勢力への加入を阻止し、社会復帰を支援するなど、紛争地域の若者に対する活動を行っている。彼らのパーパスは「誰しもが平和の担い手となり、共に憎しみの連鎖をほどいていく」というものである。

受賞の詳細



第28回地球倫理推進賞には、国際活動部門に18件、国内活動部門に28件、合計で46件の応募があった。その中で、アクセプト・インターナショナルが国際活動部門において選ばれた。贈呈式は2025年3月29日に都内で行われる予定で、副賞として100万円が授与される。この賞は1998年に設立された一般社団法人倫理研究所主催で、教育や医療、環境などの分野で地球倫理の推進に寄与した団体に授与される。

活動の内容と意義



アクセプト・インターナショナルは、海外でのテロや武力紛争といった地球規模の問題を正面から捉え、13年以上にわたり活動を続けている。特に、紛争地にいる若者や被害者を対象として、平和を実現するための国際規範の構築を目指している。また、同団体は教育を通じたエンパワーメントを重視しており、2040年までにはすべての関連国と連携しながら、これらの取り組みを進めていく計画を立てている。

受賞団体のコメント



受賞を受けて、アクセプト・インターナショナルのコミュニケーション局長である山﨑琢磨氏は、「私たちの活動が評価されたことは、非常に心の支えになります。地球規模課題を解決し、その先にある様々な社会課題に影響を与えられると信じています。今後も挑戦を続けます」とコメントした。彼の言葉からも、団体の強い意志が伝わってくる。

未来への展望



アクセプト・インターナショナルは、今後も紛争の影響を受けた人々が「平和の担い手」となるための支援に注力していく。そのために、国際的なアドボカシー活動や研究に積極的に関与し、地球全体での教育とエンパワメントの実現を推進する予定だ。また、日本国内では特に在日外国人への支援や、犯罪に巻き込まれた少年少女への包括的な支援も行っている。

今後のイベントと寄付のお願い



同団体は、ソマリアやイエメン、パレスチナなどの現場で活動する様子を定期的に公開し、報道機関や一般の方々を対象にしたイベントを開催している。また、支持者からの寄付によって活動を支えており、1,500円からの定期的な寄付や単発での支援を募っている。皆がこの活動に参加することで、より良い未来を築いていくことができる。

まとめ



アクセプト・インターナショナルの受賞は、世界が直面する難題への取り組みの一つであり、彼らの活動を通じて、平和を実現するための連帯感が広がっていくことを期待したい。


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会社情報

会社名
NPO法人アクセプト・インターナショナル
住所
東京都中央区日本橋堀留町1丁目5-7YOUビル 6A
電話番号
03-4500-8161

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