子育てを支える未来のヒーローたちが決定！受賞団体と研究者紹介

住友生命保険相互会社が主催する「未来を強くする子育てプロジェクト」の第18回受賞者が発表されました。このプロジェクトは2007年から、子育て環境をより良くしようと様々な取り組みを行っています。今回の受賞者は、209組の団体や個人の中から選ばれました。

子育て支援活動の表彰

今年度は「子育て支援活動の表彰」として、スミセイ未来大賞とスミセイ未来賞が贈られます。特に優れた活動には各大臣の賞も授与され、ギフトとしての支援が期待されています。受賞者には、内閣府特命担当大臣賞を受賞した一般社団法人タウンスペースWAKWAK（大阪府高槻市）など、地域に根差した支援活動を展開する団体が選ばれました。さらに文部科学大臣賞を受賞したNPO法人外国から来た子ども支援ネットくまもと（熊本県合志市）は、長年にわたり外国ルーツの子どもたちに日本語支援を行ってきた実績があります。

他の受賞団体

スミセイ未来賞を受賞した団体には、地域における遊び場の提供や多様性に配慮した活動を行うグループが名を連ねています。東京都足立区の足立子ども組織を育てる会、鹿児島県奄美市の特定非営利活動法人奄美青少年支援センター「ゆずり葉の郷」など、各地域で個性あふれる活動が展開されています。

女性研究者への支援

さらに、女性研究者への支援としてスミセイ女性研究者奨励賞が授与されます。研究を継続しながら子育てを行っている女性に対し助成金が支給され、社会的な育成環境を整えることが目的です。受賞者として選ばれたのは、東京大学大学院の猪岡愛佳さんや、カリフォルニア大学のエリス直美さんなど、研究内容も多岐にわたります。各研究者のテーマは、人文・社会科学の分野で意義深いものばかりであり、今後の研究の発展が期待されます。

表彰式と今後の展望

表彰式は2025年2月28日に東京国際フォーラムにて開催される予定です。このイベントでは、受賞者をはじめとする参加者との交流がされることも期待されており、今後の子育て支援活動や研究活動のさらなる発展に寄与する機会となることでしょう。

このプロジェクトを通じて、地域に根差した様々な活動が広がり、子育て環境の改善へと繋がります。受賞者たちの活動が今後の子どもたちの未来にどのような影響を与えるのか、非常に楽しみです。