ウェルスナビ、五反田新オフィスで新たなスタート
2023年12月11日、ウェルスナビ株式会社が五反田JPビルディングに新オフィスを開設し、業務を開始しました。2015年に設立された同社は、ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」を提供し、長期の資産運用を自動化するサービスを展開しています。2024年7月の時点で、預かり資産は1兆3,000億円を超え、40万人以上の利用者を抱えていることから、その成長ぶりがうかがえます。
移転の目的と背景
今回のオフィス移転は、ロボアドバイザー業界のさらなる拡大と、マルチサービスへと進化を目指す成長投資が背景にあります。特に、人材の採用強化に重点を置いており、2020年の上場時と比べて2倍以上に従業員数が増加しました。新たなオフィススペースは、従業員の増加に対応するだけでなく、より良いサービスを提供するための環境整備が行われています。
ウェルスナビは、エンジニアやデザイナーが約半数を占める「ものづくりする金融機関」。金融サービスの提供に加えて、個々の悩みの解決をテクノロジーで支援する金融プラットフォームを目指しています。「働く世代に豊かさを」という企業のミッションを実現するため、様々なバックグラウンドを持つメンバーが活躍できる環境づくりを進めています。
新オフィスの特徴
新しいオフィスは、東京都品川区西五反田に位置し、内装にはコーポレートカラーである青と白が基調とされています。デザインには「ものづくりする金融機関」としてのテーマが色濃く反映されており、新しいアイデアやクリエイティブな発想が生まれる空間を目指しています。オフィス内部には、エントランス、会議室、交流スペース「Wealth Park」などの多様なエリアが設けられています。
五反田JPビルディングの概要
新オフィスが入居する「五反田JPビルディング」は、地上20階、地下3階建ての大規模複合施設です。JR五反田駅から徒歩5分の立地に位置し、2023年12月11日に竣工しました。このビルは「TOKYO, NEXT CREATION」をコンセプトに掲げ、オフィス、シェアオフィス、ホテル、ホールなど多目的スペースを有する次世代の拠点として再開発されています。全体の基準階面積は約1,000坪あり、機能的で広々とした空間が特徴です。
会社概要と今後の展望
ウェルスナビ株式会社は、代表取締役CEO柴山和久のもとで、金融商品取引業を営んでいます。最先端のテクノロジーを活用し、資産運用の自動化を含む様々なサービスを提供しています。今後も、新たなオフィスを活用しつつ、成長を続ける姿勢を保ちながら、「働く世代に向けた豊かさ」の実現に寄与していくことでしょう。
この新オフィスでのさらなる発展が期待されるウェルスナビから目が離せません。