灘の酒を楽しむ！銀座で開催される「灘フェス2017」の魅力と見どころ

灘の酒フェスティバル2017が銀座で開催！

神戸市と西宮市にまたがる酒処、灘。ここでは、独自の地酒文化が育まれてきました。そして、その魅力を全国に発信するイベントが9月15日と16日の2日間、東京・銀座の時事通信ホールで開催されます。これが「日本一の酒処！灘の酒フェスティバル2017」で、略して「灘フェス2017」です。

灘フェス2017の概要

このフェスティバルは、灘五郷酒造組合が主催し、神戸市と西宮市が共催しています。テーマは「まだ知らない、神戸と西宮で醸された‘灘の酒’の魅力を発見！」です。参加者には、この地域の蔵元自慢の日本酒を飲み比べるチャンスがあります。純米大吟醸酒、大吟醸酒、スパークリング日本酒、リキュールなど、数多くの種類が揃い、試飲することができます。

特設販売ブースでは、気に入ったお酒を購入することも可能です。さらに、灘の酒に関するセミナーや初日の乾杯式（鏡開きと振る舞い酒）も予定されています。

灘の酒を引き立てる料理と酒器

灘の酒には、もちろん料理も欠かせません。お燗ブースや食と酒器のブースでは、灘の酒によく合う料理やおつまみが用意されています。また、六甲バターのQBBチーズや、日本の人気スイーツ・キットカットなどが配布され、これを日本酒と一緒に楽しむことができるのです。

メインイベントと特別ゲスト

メインホールでは、和酒コーディネーターのあおい有紀さんや、日本酒スタイリストの島田律子さんが司会を務めます。また、初日にはヴァイオリニストの竜馬さん、2日目には箏奏者の吉永真奈さんとヴァイオリニストのSongさんが華やかな演奏を披露します。他にも、兵庫県出身の日本酒専門の漫才コンビ「にほんしゅ」や、ミス日本酒が会場を盛り上げます。

競争が激化する日本酒市場

近年の日本酒業界は、アルコール飲料の多様化や世界的な日本食ブーム、インバウンド観光客の増加などを背景に、競争が激化しています。そうした中、灘の酒はその発信力を活かし、首都圏の日本酒初心者から上級者に向けて新たな魅力を発見してもらうことを目指しています。これにより「灘の酒」のブランド力を向上させ、需要拡大を図ろうとしています。