株式会社デジリハが京都市から「これからの1000年を紡ぐ企業」に認定

デジリハが目指す未来のリハビリ

株式会社デジリハは、京都市が贈る「これからの1000年を紡ぐ企業認定」を受け、1月15日にヒューリックホール京都にて授賞式を行いました。この認定は、社会的課題をビジネスで解決し、さらに新しい商品やサービスを通じて持続可能な社会の構築に貢献する企業を応援するものです。

デジリハは、「障害に左右されない未来を実装する」という大きなミッションを掲げており、デジタル技術とアートを融合させたことで、リハビリ環境の改革を実現しようとしています。具体的なサービス展開としては、障害児者とその支援者の可能性を広げる「リハビリDX」ツールを提供しています。このツールにより、人々がより効果的にリハビリを継続できるようサポートしています。

実績としては、2021年からサービス提供を開始し、2025年1月には全国130箇所以上の医療機関や特別支援学校などで導入されています。デジリハは、ユーザーのデータを蓄積し、リハビリ評価に役立てるアプリケーションの開発も行っており、効率的で根拠に基づいたリハビリの実現が期待されています。

サスティナブルカンパニーとしての役割

デジリハが「サスティナブルカンパニー」として認定された背景には、社会的課題を解決することへの取り組みがあります。この認定制度を通じて、京都における社会的企業や組織が集まり、共に成長する社会基盤を構築することを目指しています。

この日、表彰式に参加した取締役の仲村氏は「私たちの取り組みが認められ、さらに多くの方々にリハビリの充実と質の向上を届けられることに喜びを感じています」とコメントしました。

デジリハの今後の展望

今後のデジリハの展開は、さらなる技術革新とサービスの普及です。デジタルアートとリハビリのシナジー効果を最大限に活かし、全国の医療現場においてもその効果を広げていく計画です。コンセプトは「目の前のたった一人を見つめ、世界24億人を見据える」ことであり、チーム全体がこの理念を持って日々の業務にあたっています。

破壊的イノベーションを実現し、リハビリの未来を変えるソリューションを提供し続けるデジリハ。今後の取り組みにも大いに期待が寄せられています。彼らの活動が社会にどのような影響を与えるのか、引き続き注目していきたいところです。