「せやま印工務店プロジェクト」の概要
この度、住宅業界において注目される「せやま印工務店プロジェクト」が、長野県、鹿児島県、広島県に新たな工務店を迎え入れました。
日本全国68社へ拡大
「せやま印工務店プロジェクト」は、住宅メーカーや工務店を厳正な審査を経て認定し、その会社を登録ユーザー(施主)に紹介しています。年間400組以上が契約を結び、累計で1,200組を超える実績を持つ同プロジェクトは、全国に広がりを見せています。
新規参画工務店の強み
長野県の工務店
長野県北信・東信エリアに位置するこの工務店は、寒冷地仕様と高い性能が特長です。標準仕様としてトリプルガラスを採用し、高い気密性も実現しています。施主にとっては追加費用の心配が少なく、安心して家づくりを進めることが可能です。ただし、少人数のためタスク処理やレスポンスに遅れが生じる可能性があるという課題も抱えています。
鹿児島県の工務店
鹿児島県では3社目の登録を果たしたこの工務店は、誠実な対応が魅力です。離島を除く全域に対応し、担当者の真面目さが多くの施主に信頼されています。また、24項目のせやま性能基準をクリアし、高水準の住宅を提供しています。事務所設備が古めであったり、無料サービスには限界があるものの、安心感を持って家づくりを行える点は評価されています。
広島県の工務店
広島県南東部・岡山県南部を対象とするこの工務店は、顧客に誠実な提案を行うことに注力しています。営業感がなく、丁寧な対応が評判です。施主の要望を超える高水準の仕様を提案する体制が整っていますが、施工実績が少なく、今後の職人評価が課題とされています。
プロジェクトの基本方針と意義
「せやま印工務店プロジェクト」は、"ちょうどいい塩梅の家づくり"を提唱し、施主にとっても工務店にとってもウィンウィンな関係を築くことを目指しています。このプロジェクトに参加することで、各工務店は集客力を高め、安定した販売につなげることができるのです。
施主の視点に立った家づくり
同プロジェクトでは、施主目線での家づくりを行いながら、工務店が適正な利益を得られる仕組みを構築しています。これにより、日本の住宅業界全体の健全化に寄与することを意図しており、厳しい審査を通過した会社たちがその理念を実現に向けて邁進しています。
専門知識と経験を基にした家づくり
プロジェクトの代表取締役、瀬山彰氏は、筑波大学出身で数理統計学を学び、住宅業界での経験をもとにこの新しい試みを始めました。彼の理念は「家なんかにお金をかけるな!質は担保しろ」とし、施主に質の高い住宅を提供することに注力しています。
結論
「せやま印工務店プロジェクト」は、長野、鹿児島、広島から新たな工務店が参画することで、さらに多彩な選択肢を施主に提供しようとしています。この取組みを通じて、施主のニーズに応える質の高い住宅が増えることを期待しています。今後の展開に注目です。