メタン削減の新技術
2026-08-20 11:12:10

カギノワと国際農研がメタン削減に挑む共同研究を発表

革命的な共同研究の幕開け


2026年7月11日、株式会社カギノワ(本社:鹿児島県指宿市、代表取締役:吉川真希)は、国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター(茨城県つくば市、理事長:長谷川利拡)との間に、メタン削減に関わるカギケノリの養殖技術に関する共同研究契約を締結したことを発表しました。この研究は、温室効果ガスの一つであるメタンの削減に向けた重要な一歩となることでしょう。

背景にある課題


牛などの反すう動物は、消化過程でメタンを生じるため、その排出が世界的な環境問題とされています。このメタンは二酸化炭素に次ぐ温室効果ガスで、その削減が急務となっています。カギノワが注目するカギケノリは、有効成分を飼料に微量加えることで、牛の体内でのメタン生成を抑える可能性があると言われています。本研究により、その技術を確立し、持続可能な養殖と飼料化の実現を目指します。

共同研究の目的と展望


この共同研究では、人工種苗を用いた実海域でのカギケノリ養殖試験を通じて、さまざまな環境条件下での生育特性に関するデータを蓄積します。また、育成したカギケノリの有効成分を分析し、その生成および蓄積特性に関する基礎的な知見を集めることにより、実用化を支える安定した技術基盤を構築することが期待されています。

国際農研の水産領域の松田竜也研究員は、国内におけるカギケノリ研究の第一人者であり、長崎大学との共同研究を通じて安定した種苗生産方法を確立しました。そして、彼とカギノワの持つ技術が組み合わさることで、カギケノリの養殖技術向上に向けた大きな進展が見込まれています。

国際農研について


国際農林水産業研究センター(国際農研)は、農林水産省が所管する国立研究開発法人で、国際的な農業・林業・水産業の研究を展開しています。「地球と食料の未来のために」をテーマに、熱帯や亜熱帯地域での技術向上に貢献することを目指しています。特に、温暖化対策としての畜産業からのメタン削減に関する研究は重要かつ急務です。

カギノワの挑戦


カギノワは、微細藻類の培養技術を持つスタートアップで、カギケノリを用いた革新的な飼料を開発・提供することで、メタン削減を図っています。カギケノリの養殖を通じて、海中の二酸化炭素を吸収し、海洋生態系の回復を促進することが目指されています。

研究の具体的情報


本共同研究の実施期間は2026年7月11日から2028年3月31日まで。研究の実施場所は、国際農研及びカギノワ、さらには山川湾(指宿市児ケ水港沿岸)となります。研究担当者には、国際農研の松田竜也研究員をはじめ、カギノワの吉川真希代表取締役及び川畑友和取締役が名を連ねています。

結論


この共同研究は、ただの学術研究に留まらず、環境問題への実質的な解決策を見出すための重要なステップです。カギノワと国際農研が協力することで、未来の養殖業や畜産業における新しい可能性が開かれることが期待されています。

参考リンク




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会社情報

会社名
株式会社カギノワ
住所
鹿児島県指宿市山川岡児ケ水218-1
電話番号

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