ゼンリンが新しい研究開発体制を発表
株式会社ゼンリンが、2026年4月1日から新たに「株式会社ゼンリンジオ技術研究所」を設立し、内部の研究開発リソースを集約することを発表しました。この取り組みは同社の中長期経営計画であるZG2023の一環として進められています。
研究開発の新しい方向性
ゼンリンは、従来のデータ提供にとどまらず、地理空間情報を駆使した高付加価値のソリューションサービス提供に向けて、ビジネスモデルを変革しています。この新たな体制のもとで、研究開発の中心となる機関を設置し、専門的な活動を強化することが目的とされています。
今後は、時空間データベースの高度化を目指し、正確な空間情報の取得や更新技術、さらには新たな価値創造に向けた技術開発が進められます。特に、AI技術を活用した時空間データベースの自動更新や、三次元表現、空間理解に関する最先端技術の開発にも力を入れるとのことです。
研修や人材戦略の強化
新体制では、研究開発に専念できる環境を整備し、報酬制度やキャリア形成の機会も含めた総合的な仕組みで人材戦略を展開します。これにより、高度な専門性を持った優秀な研究者の育成が促進され、持続可能な研究開発の力を強化する狙いがあります。
未来への展望
新たな姿でゼンリンは、技術基盤の強化を段階的に進める方針です。具体的には、地理空間情報を基盤にしたデジタルツイン技術の実現を目指し、社会インフラの進化に貢献する技術の創出に注力します。また、大学や研究機関との連携のみならず、業界内外の企業との協力を進め、オープンで発展的な研究開発体制を構築していく計画です。
ゼンリンジオ技術研究所の会社概要
- - 社名: 株式会社ゼンリンジオ技術研究所(2026年4月1日付で改称)
- - 本社所在地: 福岡県福岡市博多区博多駅南1丁目14-10 ゼンリン博多ビル
- - 設立: 2001年8月1日
- - 代表者: 大原浩幸(2026年4月1日付で社長就任予定)
- - 資本金: 20億円
- - 主な事業内容: 位置情報・地理空間情報の研究開発、地図データの生成・更新、AI技術の応用など
- - 従業員数(予想): 約100名
- - 株主: 株式会社ゼンリン100%
ゼンリンはこの新たな研究所を通じて、将来に向けたイノベーションと価値創出を目指します。地理空間情報技術の可能性が広がる中、この取り組みがもたらす変化に注目です。