古くから伝わる伝統療法「小児はり」が現代に蘇る!
「小児はり」は、江戸時代から続く伝統的な療法です。しかし、その内容や効果について詳しく知る人は多くありません。そこで、ゆうべファミリー治療院の院長である夕部智廣氏は、現代の子どもの体質や保護者の価値観に合わせた「ベビーてい鍼」を開発し、その内容を書籍『刺さない小児はり ベビーてい鍼』にまとめました。
本書は、小児はりという伝統的な療法を、現代の子育てに役立つ形で紹介しています。
小児はりは、なぜ今注目されているのか?
近年、育児ノイローゼや児童虐待といった問題が深刻化しています。その背景には、保護者の相談できる相手や場所が少ないという現実があります。
小児はりは、0歳児から施術可能で、夜泣き、かんしゃく、肌荒れ、便秘、食べムラなど、病気ではないけれど気になる子どもの不調を改善する効果が期待できます。
病院ではなかなか解決できない、子どもの「病気未満の不調」に、小児はりは有効な手段となりえます。
本書でわかること
本書では、小児はりの基礎知識から、ベビーてい鍼の施術方法、家庭でのセルフケアまで、幅広い内容が解説されています。
小児はり鍼灸院の選び方
小児はりの施術内容
子どもの不調と向き合う方法
子どもの心理学
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家庭での養生法
本書は、鍼灸師だけでなく、子育て中の保護者にも役立つ内容となっています。
刺さない鍼のメリット
ベビーてい鍼は、従来の刺す鍼とは異なり、皮膚に鍼を刺さない施術です。そのため、小さなお子さんでも安心して受けられます。
また、刺す鍼が苦手な大人や、アーティスト、アスリートなど繊細な感覚をお持ちの方にも適した施術です。
まとめ
本書は、子どもの不調に悩む保護者にとって、貴重な情報源となるでしょう。小児はりについて理解を深め、子育ての負担軽減に役立ててみてください。
著者プロフィール
夕部智廣氏
ゆうべファミリー治療院 代表
鍼灸師、公認心理師、保育士、登録販売者、3児の父親。
兵庫県明石市でゆうべファミリー治療院を経営し、大人や乳幼児への施術を提供しています。また、鍼灸学校の神戸東洋医療学院で小児はりの授業を担当しています。
書誌情報
タイトル: 『刺さない小児はり ベビーてい鍼』
著者: 夕部智廣
発行: 静風社
定価: 2,860円(税込)
判型: A5判
頁数: 204頁
ISBN: 978-4-9912952-9-4
発行日: 2024年7月20日
Amazon販売ページ: https://amzn.asia/d/04bqDQZK
小児はり、そしてベビーてい鍼への理解を深めて、より良い子育てを!