エンルートM'sの新体制
2018-03-08 13:00:37
エンルートM'sがエンルートラボを子会社化し、進化するロボティクスの未来
エンルートM'sがエンルートラボを子会社化し、新たなロボティクスの可能性を拓く
株式会社エンルートM's(本社:福島県福島市)は、株式会社エンルートラボ(本社:埼玉県ふじみ野市)への出資を行い、最新のグループ体制を構築しました。この動きは、3月1日付けでのエンルートラボの92.6%の議決権を取得したことにより実現したもので、これに伴い役員体制や商号も見直されています。
新しい商号と体制
エンルートM'sは、今後の事業運営をより明確にするため、イームズロボティクス株式会社へと名称を変更しました。同時に、エンルートラボは株式会社イームズラボに改称されています。この新たな名称は、両社が今後の技術革新を進め、グローバルな競争力を高める姿勢を反映しています。
事業提携と農業向け開発
さらに、農業用途製品の開発に向けて、EAMS JAPAN株式会社との事業提携も発表されています。この提携により、先進的な技術を活用した農業関連製品の開発が期待されています。EAMSは「Engineering for Autonomous Mobilities」の略称であり、自律モビリティ技術の先導者を目指しています。
多様な用途に広がる自律モビリティ
イームズロボティクス株式会社は、測量や物流、医療、災害救助といったさまざまな分野での自律モビリティの開発を行い、特にUAV(無人航空機)とUGV(無人地上車両)などに力を入れています。これにより、人間には危険な作業や負担の大きい仕事を代替することを目指しています。
先端技術の開発に向けた体制
株式会社イームズラボでは、高度な自律制御技術やAI、ディープラーニングなどの研究開発に焦点を当てており、そのために特化したグループ会社として運営されます。また、最高技術顧問には、エンルートの創業者でもある伊豆智幸氏が就任し、国内有数のエンジニアチームを率いることで、革新的な開発を実現することを目指しています。
ソーシャルロボティクスとしての使命
EAMSグループは、UAVを含む各種製品とソリューションの提供を通じて、「人間にとって危険な仕事や重い労働」をロボティクス技術で代替し、社会に貢献する企業を目指しています。単なる技術開発ではなく、社会のニーズに応える「道具」としてのロボティクスのあり方を追求していきます。
まとめ
エンルートM'sの新たな取り組みは、技術革新を通じた社会貢献を目指しており、特にロボティクス技術のさらなる進化が期待されています。今後の事業展開に注目が集まる中、多様な分野における自律モビリティの実用化が進むことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
イームズロボティクス株式会社
- 住所
- 福島県南相馬市小高区飯崎字南原65番地の1
- 電話番号
-
049-293-4567