株式会社コドモンが「とりんく」をグループ会社化
株式会社コドモン(東京都港区、代表取締役:小池義則)は、AI技術を駆使した株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長:春田真)との業務提携に関する基本合意書を締結。さらに、この提携の一環として、エクサウィザーズの傘下にある株式会社とりんく(東京都港区、代表取締役:山中健太郎)の全株式を取得することになり、2023年12月2日以降、とりんくはコドモングループの一員として運営されることが決定しました。
この業務提携と株式取得によって、両社は各自の強みを活かし、写真撮影および共有における保育・教育施設職員の業務を効率化することが期待されています。また、保護者の体験も向上し、現場における貢献が一層強化される見込みです。
グループ会社化の背景
コドモンは、保育・教育施設向けのICTシステムを展開しており、撮影した写真をアプリを通じて簡単に保護者に共有・販売するサービスを行っています。保護者は子どもの様子をリアルタイムで知りたいと考えており、施設にとってもこのコミュニケーションは重要です。しかし、施設職員は保育業務と並行して多くの写真を撮影し、それを整理して保護者に配信するため、大いに時間と労力を要しています。これが大きな業務負担となっているのです。また、保護者にとっても、自分の子どもが映っている写真をどれか見つけるのは煩わしい作業でした。
このような状況において、株式会社とりんくが提供するAI写真サービス「とりんく」とコドモンのサービスを連携させることにより、AIの顔認識機能を駆使し、保育業務における写真撮影や共有の効率化が図られます。これによって、保護者はさらに楽に自分の子どもの写真を選ぶことができるようになるのです。
連携による利用者へのメリット
保育現場にとっての利点
- - 不適切な写真や質の悪い写真を自動で選別し省力化
- - AI顔認識により、子ども単位で写真を自動的に振り分け
- - 各子どもに対する写真の数を均等化
- - 写り込みNGの子どもに対する自動処理(削除やぼかし)
- - 撮影写真の明るさや色味を自動で補正
コドモンととりんくは、これらの新技術を既に利用している20,000の保育施設に提供することで、業務負担を軽減し、写真の品質向上を図ることが狙いです。
保護者にとっての利点
- - 所定のアプリ上で自分の子どもが写った写真のみを簡単に選べる
- - 画像のコントラストや濃度が自動調整され、ページ全体の品質が向上
- - 不適切な写真が自動的に除外され、選択がスムーズ
このように、保護者は膨大な写真の中から子どもに関する情報を効率良く得ることができ、ユーザビリティが格段に向上します。
今後の展開
正式に株式を取得した後も、とりんくは独立したサービスとして運営されますが、エクサウィザーズと共同で新たなサービス開発やプロダクト企画を進めていく予定です。特に、マルチモーダルAI技術を活用し、保育や子育ての分野において新しい価値を創出し、業界全体の発展に寄与することを目指しています。
会社概要
株式会社エクサウィザーズ
- - 所在地:東京都港区芝浦4丁目2−8住友不動産三田ファーストビル5階
- - 資本金:23億8,000万円
- - 代表者:春田真
- - 設立:2016年2月
株式会社とりんく
- - 所在地:東京都港区三田3丁目13−16 三田43MTビル 3階
- - 資本金:1,000万円
- - 代表者:山中健太郎
- - 設立:2021年5月
株式会社コドモン
- - 所在地:東京都港区三田3丁目13−16 三田43MTビル 3階
- - 資本金:6,825万円
- - 代表者:小池義則
- - 設立:2018年11月
お問い合わせ
広報担当:株式会社コドモン
TEL:080-7303-6026 / 080-4466-6738
MAIL:
[email protected]