スマート農業の未来を切り開くALLYNAVとマゼックスのコラボレーション
2025年10月1日から3日の間、幕張メッセで開催される第15回農業WEEKに、Shanghai AllyNav Technology Co., Ltd(以下、ALLYNAV)が出展します。本イベントでは、自社のスマート農業ソリューションを紹介し、特に注目されるのは自動草刈り機「Taurus80E」と自動操舵システム「AF305」です。
ALLYNAVのスマート農業ソリューション
ALLYNAVは、自動草刈り機「Taurus80E」が特に目を引きます。この機器は電動クローラー式の自律走行プラットフォームで、最大30°の傾斜を上る性能を持ち、幅広いエリアでの草刈り作業を効率的に行えます。最大の刈幅は1,200mmで、バッテリー稼働時間は4~5時間。更に、高精度のセンチメートル級ナビゲーションを実現し、ワイヤレスリモコン操作も可能です。この技術が新たな農業運営のあり方を示唆しています。
次に、自動操舵システム「AF305」は、既存のトラクターに後付け可能なキットです。RTKを活用した高精度ガイダンスにより、AB直進や等高線トレースなどの複数の機能を搭載しています。その結果、作業の重複やムラ、踏圧の低減が期待でき、作業者の負担も軽減されます。農業の現場での運用標準化にも寄与し、夜間や粉じん環境でも高い再現性を維持できる点が魅力です。
さらに、ALLYNAVはRTKアンテナや基地局ソリューションも参考展示します。これはマルチGNSSによる測位基盤の設計・実装を提案し、草刈り機や自動操舵、ドローンといった機器を横断的に統合し、現場の運用品質向上を目的としています。加えて、牛の生育管理システムも参考展示され、首輪型センサーを用いて動物の行動パターンや健康をトラッキングします。このデータにより、異常検知や繁殖管理が可能となり、飼育効率を高めることを目指しています。
マゼックスとの連携
日本国内での導入に関して、ALLYNAVの戦略パートナーである株式会社マゼックスがサポートします。マゼックスは大阪府東大阪市に本社を置き、特に農業用ドローン領域での運用ノウハウに秀でています。来場者への対応や技術解説、導入・施工相談に至るまで、全方位的にサポートを提供します。全国に広がる100拠点以上の販売店ネットワークを活用し、スムーズな製品導入を実現します。
出展概要
- - イベント名: 第15回農業WEEK - J-AGRI TOKYO-
- - 会期: 2025年10月1日(水)~3日(金)
- - 会場: 幕張メッセ
- - ブース位置: 10ホール/44-28
会社概要
Shanghai AllyNav Technology Co., Ltd
株式会社マゼックス
- - 本社: 大阪府東大阪市川田4丁目3番16号
- - 事業内容: 農業用ドローンおよびスマート農機の開発・製造・販売
- - 公式サイト: mazex.jp
この展示会は、スマート農業における技術の進化を感じさせる場となり、農業の未来に大きな示唆を与えることが期待されています。特に、ALLYNAVとマゼックスのコラボレーションは、国内農業の新たなスタンダードを切り開く可能性を秘めています。